視覚的思考と言語的思考

ザックリ言うと、ものごとを
絵で考えるか
文字で考えるか
といった違いです。

多くの人は両方持っていると思いますが
大抵はどちらかが支配的なのではないでしょうか。

あなたはどちらですか?

ちなみに私は圧倒的に視覚的思考です。
ものごとの相互関係とか
処理するプロセスのボリュームとか順番とか
戦略とか

そういったものは
ビジュアル的に考えています。

とは言っても
そんなに凄いものではなく
頭の中に図形が浮かんで
それらが大きくなったり、小さくなったり
順番が入れ替わったり
分離したり、合体したり
線で繋がったり
そんなもんです。

言語的思考は苦手です。
…たぶん。

恐らく、エンジニアをやるなら
視覚的思考ができた方が良いと思います。

こういう志向というか特性というか
そういうのって変えることできるのでしょうか?
個人的には、何とかなるんじゃないかと思っていますが。

ちなみに、そういうのを頭の外でやるなら
色々ツールがあります。

マインドマップ
フィッシュボーン
フローチャート
ガントチャート
などなど

個人的には、そういうツールは日常生活にも役立つと思っています。
機会があれば、ぜひ使ってみて下さい。
面白いから。

すぐにやる で良いのか?

良いと思います。
チャレンジャーならそうすべきです。
ビギナーならなおさらです。
もちろん事前のゴール設定ありきですが。

考え無しにやるってのは論外かもしれません。
けど、最低限どうするかが決まったら動くべきです。
そして早く結果を得る。

「失敗しないように」
なんて考え始めたら、いつまでも考えられます。

そうなると、ますます実行のための時間が無くなります。

特にビギナーで十分な経験が無いなら
未来の見積もりは難しいでしょうから
望むレベルに到達するための時間が読めない。

納得いくところまで考えたら
実行のための時間が無かった
なんてことは良くある話です。

なので、そこそこ考えたら動きましょう。
やってみたら分かることが沢山あります。
それを早く掴みに行きましょう。

そんなことをするのは
ちょっぴり勇気が必要で
ちょっぴり面倒かもしれません。

でも、こういうやり方でしか得られないものがあります。

一番重要なところでは経験の数です。
あとは、結果に対する改善の経験。

そして、それらによって勘が磨かれて、身につく。

「勘」なんて重要なのかって?

超重要ですよ!

そうそう
すぐやらないことなんて
大抵は大したことにはならないものですよ。

やり方を考えてますか?

「自分はこうする」
というコンセプトを確立するのって
凄く大事なことだと思うのです。
そういうのを「スタイル」
とも呼ぶのでしょうけど。

これ、前職でつくづく思ったことです。
仕事の仕方なんて人それぞれで
自分はどう仕事をすべきか?
ってのを試して
それを楽しんでいたものです。

そういうのを獲得するプロセスは
いわゆるロールモデルの真似をすることから始まっても良いと思うし
むやみに色々試しても良いと思います。

大事なのは、自分で考えてやってみて
自分のやり方を形作っていくこと。

当然ですが
人から言われたことをやっているだけでは
オリジナリティなんて無くて
価値は発生しません。

先生が…
親が…
ネットで…
普通は…

なんてことを理由にしていたら
そりゃぁ楽だろうよ
とは思います。

が、それでは自分が無いですね。

そんなの自分の人生とは言いにくくて
他の誰かの人生みたいじゃないですか。

まぁ別に、どんな人生を送ろうと
それは個人の自由なのですが
そんなんじゃ面白くないなぁ
と思います。

やっぱり面白くしていかないとね。
同じ苦労するなら
その中でしたいものです。