日本人が頑張れた動機

日本は国土面積が小さく、資源を持たない(弱)小国だ

我々は、何となくそんな風に思いがちではないでしょうか。
これ、最近に始まったことではありません。

でも実はそうではない。
西欧の人などは、そうではないと知っているそうです。

今やGDPが3位とか4位とか、フラフラしてはいますが
かなり昔から世界のトップランカーの一員です。

が、我々はそう思ってきた。
その危機感に対する反骨精神が
頑張る動機の一つとなってきたのは事実でしょう。

今や反骨精神なんてのは
ほとんど死語扱いですが…
ナントカ精神なんて言葉は
軒並み死語ですけどね。

反骨精神は
困難が無くなり
恵まれた環境になれば必要無いし

心の原動力となる反面
管理する側からすると
厄介な特性だったりすることもある。

そこには、衝突とか軋轢とかが発生しがちだけど
従順になってしまえば面倒が無くなる。

個人的には、新しい動機が必要だけど
危機感だけが動機では、ちょっと不健全な気がするので
やはり夢というか、共通のポジティブなビジョンが必要だと思っています。
じゃないと、やってられないですから。

と、ここまで書いてきて
近代の日本にポジティブなビジョンとかキャッチフレーズがあったのかな?
と思ったので調べてみました。
代表的なところでは以下の通りです。

  • 所得倍増計画(1960年代)
  • 日本列島改造論(1970年代)
  • 構造改革(2000年代)
  • アベノミクス(2010年代)

うーむ、何か違うぞ。
これらは「政策」と呼ぶべきなのかな。

少なくともゴールではない。
手段です。
手段は何かのためにあるべきです。
一体何のためだったのだ!?

続く