未来予測とその対応 その14

これはどうかな?

・リーダーシップとイノベーションに関わる学生を作っていくべき

単に組織のリーダーというと
大抵は、一つの組織に一人です。

夢工房で求めているのは
皆がリーダーの意識を持って欲しいというと。
もちろん、みんな公平・平等で
お手々繋いでゴールインみたいな意識では無く

皆が各自のタスク、ミッションに責任を持ち
自分の仕事のリーダーは自分なのだ
という自覚の元に行動して欲しい
皆がチームに影響を与えられるという
自覚を持って欲しいということです。

学生の…とは限らず
リーダーを決めたら
その他は「その他大勢」になってしまって
負荷はリーダーが一身にかぶる
みたいなことになりがちです。

要は
すぐにやらされる側に回ろうとする
ってことです。

学校の授業なんて最たるもので
今どき質問する学生なんてほとんどいないでしょう?

目立っちゃうのがイヤだし
間違えるのもイヤだし
面倒だもんね。

まぁ、その方が楽なのでしょうし
単なる習慣でもあるでしょう。

でも、そうなると
成長は最低限になって
全く面白くなりません。

でもこれ、何も学生だけがダメ
ってわけでは無いのです。

そういう社会にしたのは
一体誰なんですか?
って話です。

そう。それは我々年長者。
でも、それに甘んじてるのは当事者。

皆で何とかすべき問題です。
あなたも私も当事者です。
なので、皆で少しずつでも変えていかねば。

これはイノベーションに関しても
似たようなものだと思っています。

イノベーションって
別に発明のようなことじゃなくても良いのです。

既存のものを用いても良くて
それで新しいことができれば良いのです。

iPhoneなんて分かりやすい例ですよね。

とはいえ
それは「やらされ感覚」では無理でしょう。

自ら楽しんでいないと
アイデアなんて出ませんから。

今回の件、細かいことを上げていったらキリがないので
ちょっとズルして、ChatGPTに聞いてみたら…

リーダーシップを発揮するために必要な能力は多岐にわたりますが、以下のような主要な能力が挙げられます。

  1. ビジョンと方向性の提示:
    • 明確なビジョンを持ち、チームや組織がどの方向に進むべきかを示す能力。
    • 長期的な目標を設定し、それに向けて戦略を立てる力。
  2. コミュニケーション能力:
    • 明確で効果的なコミュニケーションを通じて、ビジョンや目標を共有する能力。
    • 聴く力も重要で、チームメンバーの意見やフィードバックを取り入れることができる。
  3. 人間関係の構築と管理:
    • チームメンバーとの良好な関係を築き、信頼を得る能力。
    • モチベーションを高め、チームの結束を強める力。
  4. 意思決定能力:
    • データや情報を基に迅速かつ適切な意思決定を行う能力。
    • 不確実な状況でも冷静に判断できる力。
  5. 問題解決能力:
    • 発生する問題や課題に対して創造的かつ効果的な解決策を見つける能力。
    • チームと協力して問題に取り組む力。
  6. 柔軟性と適応力:
    • 変化する環境や状況に適応し、柔軟に対応する能力。
    • 新しいアイデアや方法を受け入れ、変革を推進する力。
  7. エンパシー(共感力):
    • チームメンバーの感情や視点を理解し、共感する能力。
    • 支援や励ましを通じてメンバーの成長を助ける力。
  8. 自己管理と自己認識:
    • 自分の感情や行動を適切に管理する能力。
    • 自己認識を持ち、自分の強みや弱みを理解し、成長するための努力を続ける力。

ですって。
授業受けてるだけで手に入るはずはないことばかりでしょう?

好きなことを主体的に頑張ると手に入ることばかりです。
要は面白くなるように頑張ればいいのです。

そういうことです。
実にシンプル。

未来予測とその対応 その13

これまた重要ですよ。

・産業界とのつながりから必要とされるものを学べないか?

実社会では、一体何をやっているのか?

これから社会に出る者が
学ぶべき重要なことの一つです。
が!それを知る手立てはありません。

学生は外に出ていこうとしないし
企業側は、そんなことに付き合っている暇が無かったりする。

これからは、そんなことを言っている場合ではなくなると思いますが。

夢工房の場合は、スポンサー企業とか
関係する会社があるので
そこからは学べるものが沢山あります。

もっともこれも
学生達がどのように動くか次第ですが。

その他には、産業ではなく
レース界との繋がりがあるので
そこからの学びは大きいです。

プロのレーシングチームからのオーダーは
難易度が高くシビアでタフですが
だからこそ学べるものは大きい。
何よりカッコイイし、夢もありますしね。

結局、学校の中に閉じこもっていては
実社会で求められることなんて分かるわけは無いので
やはり、いかに外との繋がりを持つか
その辺がカギなのは間違いありません。

未来予測とその対応 その12

これはどうなのでしょう?

・臨機応変力は大事
応用力のこと。

決められたこと以外の
イレギュラーなことにどれだけ対応できるか
ということでしょう。

開発を仕事にしたりするなら
というか、どんな仕事でも同じですが
想定外の出来事は起きるものです。

そんな時にどうするか?
そこで真価が問われますね。
確かに大事です。

思考停止ならまだしも…

「そんなこと聞いていなかったぞ!訴えてやる!
このブラック企業が!」
なんてね。
そんな世の中にはなって欲しくないものです。
え?もうなってる??

まぁ冗談はさておき
遭遇する事態に対して
最適な対応ができるようになるためには
やはり様々な状況に対応する経験が必要でしょう。

同じようなことを一本調子でやる経験からは
そのような能力は身に付きませんから。

問題は
決められたことをやる
という現状の学校教育では無理だろう
ということです。

臨機応変力とは
言ってみればフレキシビリティ
柔軟性ですよね。

つまり…

ゴールは変えずに
発生した事象に応じて
自由に手段を入れ替えられること

ということです。

ところが、学校の教育はどうしているかというと

ゴールは設定せずに
何に役立つかを知らないまま
計画通りに様々な手段を得ていく

というやり方です。
柔軟性は一切無し。

そうやることによって
やがて何かが姿を表すかというと…
一般的にはそんなことありません。

膨大な時間を要するわりには
何かができあがっていく感覚は小さいでしょう。
というか、そういう感覚は得られないかも。

でも、先にゴールを定めてしまっても
それが達成できるかどうか分からないじゃないか?

そうですね。
でも、背骨が通ってるというか
スジが決まるので
必要なことは見えてくるわけで
そいつを手に入れていけば
結構良い線行くはずです。

仮に達成できなかったとしても
何も損はしませんし
逆に得られるものは大きい。

むしろ、それこそが学びです。

とかく変化を嫌う現状では
こういったものを求めるのは
無理なのかもしれません。

現状が安全地帯だと思っていて
未知のリスクに遭遇したくないから
変化しないのでしょうけど

現状が危機なら
そこから動かないことこそがリスクなわけで

ついでに言うなら
成長とは現状から変化することなわけで

変化できない現状というのは
結構深刻なことだったりするのです。

と、色々書いてきたわりには
解決方法は至ってシンプルで

ま、レースでもやってみろよ

ってとこなんですけどね。