Half Day(半日)チャレンジ 淡路島で朝食を 帰路

台風の影響で、船は揺れました。
そして到着が遅れました。

揺れ自体は、ユラユラとした揺れはもちろん、小刻みに波にぶつかる振動の方が感じられたかな。ゴンゴンゴン…と。
それがずっと連続して、マッサージ機みたいでした。
恐らく船酔いする人にはキツかったでしょうね。

嘔吐コーナーは空いてましたけどね。

朝6時に東京港着。
揺れはすっかり収まっていました。
そういえば、”東京”港”ってあまり言いませんよね。

着岸後は、首都高と関越道で職場に移動。
朝早いのに関越道はところどころ渋滞。
今やどこに行っても人が多くて混んでるのでしょうか。
…と思ったら、どうやら世間は3連休なのですね。

1時間半くらいで職場に到着しました。

今回の総走行距離は、職場到着時点で748km。

どうやらこれは、今までこのバイクで走ったツーリングの中で最短距離だったようです。
このバイクを手に入れてからは、一度ツーリングに行くと1,200km以上走ってましたから。
とはいえ、そこそこ満足しました。

Half Day(半日)チャレンジ 淡路島で朝食を

そうだ!
淡路島に朝メシ食いに行こう!

というわけで、夜の0時に埼玉を出発。
圏央道から東名で西に向かいます。
基本的に止まるのは給油と食事のみ。

東名の渋滞を回避するために圏央道から中央道、山中湖経由で新東名へ。
富士山の近くでは気温15度。結構寒い。

最初のピットストップは浜松サービスエリア。
初回の給油と小休止。
ここまで270km。
夜中の3時だというのに満車です。

2回目のピットストップは西宮名塩サービスエリア。浜松サービスエリアから266km、自宅から536km。
西宮名塩サービスエリア。

浜松サービスエリアを出る時、ヘッドライトの球切れと、その後の事故渋滞で時間をロスしたけど、特に問題無し。6時30分に到着。
交通量が多くて速度が遅かったので予想以上に燃費は良好。給油せずに淡路島まで行けそうなので、ここでは小休止のみ。

西宮名塩サービスエリアからは44km、30分くらい走って、淡路島に入ってすぐの淡路サービスエリアで朝食と給油。
自宅から580km、7時間半くらいで着きました。

満車とはいかないまでも、車は多い。

朝食はうどん。

淡路島、縦に長いのですが、何と50kmくらいあるんですね。
縦に貫く神戸淡路鳴門自動車道で通過します。
今いるのは北の端のサービスエリアですが、南の端にもパーキングエリアがあります。

ちなみに図中のピンは伊弉諾神宮です。
淡路島は日本国の始まりの地ですから、そんな神社があるのですね。知らない方は古事記を読んで下さい。
この神社には、ちょうど10年前に卒業生達とのツーリングで行きました。

淡路島を通過したら、徳島港まではあっという間。
自宅からは670km。

ここからオーシャン東九フェリーに乗ります。
この船は、福岡の新門司港ー徳島港ー東京の有明のルートを往復していて、徳島から東京までの乗船時間は18時間ちょっと。
明日の朝6時には東京着の予定です。

バイクもボチボチいますね。

そういえば、去年の初詣で宮崎の狭野神社に行った帰りに、同じく徳島から乗ってますね。

この船のデッキプランはこんな感じ。乗客が利用するのは1フロアのみ。

図中の黄色いところが今夜の部屋。
大部屋でカプセルホテルみたいな寝台です。

このフェリーは、レストランは無く、食事は自販機の冷凍食品&電子レンジです。
でもまぁ、営業時間は関係ないので、考えようによっては悪く無い。
24時間いつでも風呂に入れるし、メシも食えるという珍しい船ですから。
というか、どうせ疲れて寝てるだけなので、別に文句はありません。

本日は、乗客はあまり乗ってないようですが、貨物自動車の積込みが多かったようで、少々遅れて出航。
そして、台風の影響でかなり揺れるようです。

あれ?そういえば、去年にこの船に乗ったときは、17時に徳島港発で、11時30分に有明港に着いたのだけど…あれは年末年始ダイヤだったのかな?

それはそうと、今年は結構船に乗ってますね。

初詣では
南海フェリーで和歌山から徳島
国道九四フェリーで 三崎(愛媛)から佐賀関(大分)
東京九州フェリーで新門司(北九州)から東京

3月の船上合宿では
さんふらわあで大洗から苫小牧往復

8月の韓国では
パンスターで大阪から釜山
関釜フェリーで釜山から下関(山口)

なんと今回は7回目です。
気付いたら、バイクに乗るより船に乗ってる方が多いじゃないですか。
あら、ビックリ。

電動バイクの話

クルマのEV化、思ったほど進みませんね。
まぁ、電動化したところで、エネルギー源である化石燃料から走行までの最終効率は数パーセントしか変わらないし、製造に要するエネルギーや電池のリサイクル、そもそもの電池を巡る問題やらがあって、当初の思惑通りにはいかないってところでしょう。

それはそれとして、実は私、エンジンは好きだけど、別に電動モーターが嫌いなわけでもありません。
まぁ、乗って楽しければ良いかな、とも思いますし、パワーソースが何であれ、それぞれメリットはあるわけで、一概に良いだの悪いだのは言いにくいですから。

とはいえ、趣味のバイクが電動化されていったらどうなんだろうなぁ、なんてことは考えるのですよ。
最近は新しい電動バイクの話も聞かなくなってきましたけどね。
小さいのはあるようですが、それも主に国外の話ですね。

最近は、1日で1000キロ越えのツーリングなんてしてるけど、そういったことはできなくなるんだろうなぁとか、バイク自体重くなるんだろうなぁとか。

以前やったオーストラリア縦断なんてできなくなるでしょうね。
途中でマメに充電するなんてできないでしょうし。
そういうのは寂しいなぁ。

加減速の少ない高速域の連続走行では、回生充電もできないので、大した距離は走れないでしょうしね。

バイクEV化のメリットは何だろう?
静かなことや、獰猛な加速…あとは何かあるかな?
環境負荷は、実は大して変わらないと思うし。

車重もトルクも大きけりゃ、タイヤやブレーキなどの消耗品のライフは短くなるだろうし、重い乗り物は、乗るのが億劫になるんだよなぁ。
そうなったら乗車時間は減るわけで、環境負荷は低減されるとも言えるのか。それは皮肉だ。

全固体電池とか、電池の革命みたいな事が起きて、エネルギー密度が今のリチウムイオン電池の100倍くらいになれば、つまり現状の電池と同体積と重量で、100倍くらいエネルギーが突っ込めれば、エンジンと同じような使い方ができるのでしょうけどね。

充電インフラも気になる点ではあるなぁ。
大型連休など多くが充電を必要とするときに、乗用車と一緒に充電待ちをする絵を思い浮かべると…ちょっと微妙な感じです。

気に入った電動バイクがあるとして、何年も乗った末にバッテリー交換したくなったら
「あぁ、そんな古い型の電池なんて無いよ」
と言われてお終い?
まぁ、そんな頃まで生きてないだろうから気にすることでもないか。

と、今のところデメリットが多いのかなぁとか、そんなことを考えながら、技術の発展も楽しみにしてたりするのです。