成長のシーケンス

ちょっと整理してみました。

これ、あくまでもクリエイティブな仕事を要求されるシーンにタフに適応できるようになることを主眼に置いているので、学校が目指す教育に対して批判的というか、悲観的というか、そんな見方になりますが。

現状の教育のプロセスというか、シーケンスは、こうなっています…よね?

指示・課題が与えられる
 ↓
評価基準を確認する
 ↓
正解・手順を探す
 ↓
手段(知識や技術)を獲得する
 ↓
教えられた通りに再現して
間違えないようにする
 ↓
評価される・単位を得る
 ↓
「従えばよい」という成功体験が残る
 ↓
失敗を避ける
経験の数は最小限化
 ↓
与えられた外発的なゴール(評価基準のクリア)が固定化する
 ↓
主体性・創造性は発動しない(しにくい)
 ↓
(価値を生み出すより)価値を受信・消費する側に回る

もしくはこんな感じかな?

課題・指示が与えられる
 ↓
外発的動機の発動
(評価、点数、単位、叱られないこと)
 ↓
指示に従う
 ↓
手段(知識や技術)を獲得する
 ↓
正解を再現する
 ↓
失敗を避ける
経験の数は最小限化
 ↓
評価される
 ↓
手段が目的化する
 ↓
主体性が弱まる
 ↓
(価値を生み出すより)価値を受信・消費する側に回る
価値の創造には接続しにくくなる

二つとも似たようなものですが。
「言われたことができるようになる」というゴール設定ですよね。
それも大事なことでしょう。

で、夢工房ではこんなのが理想だよね
と思ってやってます。

リスクを排除して
効率よくやりたい人から見たら
バカみたいかもしれません。

ゴール設定(自分で、自分達で)
 ↓
内発的動機の発動
 ↓
主体性の発動・考える
 ↓
手段(知識や技術)を求める
 ↓
行動(チャレンジ)する
 ↓
失敗して、そこから学ぶ
 ↓
成長する
※先頭からここまではグルグルループする
 ↓
価値を生み出し提供できるようになる

シンプルです。

実際やるとなるとなかなか大変なのですけどね。

結局 価値はチャレンジから

いかに早期にチャレンジするか
それはとても大事なこと。

スピードは大事だから。

でも、難しいかもしれません。
完璧じゃないと失敗する
と思っちゃうかもしれないから。

でも
完璧じゃなくてもやってみること。
分からなくてもやってみること。

これも難しいでしょうね。

分からないものをどうやるんだ?
と思っちゃうでしょうから。

でもね、仮に締め切りギリギリまで考えたところで
ロクなアイデアはでなかったりするし

そもそも「やる時間」が無いんじゃ
何もできないのですよ。

結局は勇気なのかな。
その勇気を支えるのは、パッション…「思い」
って所に行き着いちゃうのでしょうね。

シンプルだけど難しいところです。

でもね
バカになっちゃうと簡単なのですよ。

それも勇気要るんですよね。

早くやって早くコケたらいいよ

大事なのは
コケないこと(間違えないこと、失敗しないこと)
ではない。

むしろ大事なのは
早期にコケること

そこから
どうやったらコケるのか
を学ぶこと

そして
すぐに立ち上がること

そして
チャレンジし続けること

凄くシンプル。
でも、言うほど簡単じゃないかもしれません。

というのも
他人はもちろん
自身の本能的な部分が足を引っ張るかもしれないから。

「失敗」は少なからず
動物的な生存本能に結びついているからです。

本能的な部分は手強いです。
理屈じゃないから。

コケないように継続していって
そこそこレベルが上がってきたところでコケると
・ダメージは大きいし
・何が起きたか分からない
・怖くてチャレンジできなくなる

早期に
レベルが低いうちにコケるなら
・ダメージが小さいので、再チャレンジに対する恐怖も小さいし
そもそもレベルが低いのだから、そこから色々学べる
・学びながらレベルを上げていける

どこがコケるボーダーラインなのかが分からずに
コンフォートゾーン(安心・安全で快適な領域)に留まり続けると
・ボーダーまでの余裕が分からないので、チャレンジが怖い
・結果、変化ができなくなる

コケるボーダーラインが分かっていれば
・ギリギリまで攻められるし
・ボーダーまでの時間的余裕、空間的余裕で
何ができるか考えて、工夫もできる

「早くやる」を継続していくと
体内時計の速度というか
PCで言うところのクロック数みたいなものが上がって
処理速度が向上する
というのも重要です。

と、思い付くままに書きましたが
これは技術的なこと…
ものづくりはもちろん、バイクに乗ったりすることなど
色んな事に適用できます。

そうそう
バイクは分かりやすいかもしれませんね。

若いうちに、小さいのから乗って
そこそこ痛い思いをしておけば
何が危ないのか
どうしたらいいのかが分かります。

そこでの学びは
その後、継続的に使うことができるし
学びを積み上げていける。

逆に、レベルが低い状態で痛い思いをせず
色々と余裕ができたからと
急にデカイバイクに乗ったりすると
重いわ、パワーはあるわで
何かあったら、どうしたらいいか分からなくなる。

結果、どこまでいけるのか分からないまま
見えないボーダーラインに近づかないよう、恐れながら乗るか
一気にボーダーを飛び越えて…
となりやすい。

ちょっとやってみて
うまくいかないと

危ないから
とか
向いてないかも
なんて思ってやめちゃうことが多いかもしれません。

でも本当は
うまくいかないその時こそが
大事な瞬間なのかもしれないのですよね。

チャレンジを楽しむなら
早いうちからスタートを切るべきです。

実力が付いたら
余裕ができたら
なんてよく言いますが

そんな日は来ませんから。

「獅子は我が子を千尋の谷に落とす」
と言います。

そうすれば子ライオンは
きっと強い子に育つでしょう。

でも
経験の無い、いい年をしたライオンを
千尋の谷に落としたら…
即死するかもしれません。

運動エネルギーは
質量と速度の二乗に比例するのです。

「可愛い子には旅をさせよ」
と言います。

そうすれば
思い通りにならなかったり
ヘマをやらかしながら
経験から多くを学び
きっと立派に成長していくでしょう。

でも
ロクに経験の無い、いい年をした者が
いきなり見知らぬ土地に行ったら…
いいカモになるかも。

お後がよろしいようで。