我が国の恵まれた環境にも関わらず
なぜモータースポーツが流行らないのか
というか、文化として定着しないのか
それは
少子化に原因があるのではなかろうか
と思いました。
ただし、少子化でもモータースポーツが一定の地位を得ている国もあるのですけどね。
ドイツ
イタリア
スペイン
など。
アメリカやオーストラリアなどを加えても良いかもしれません。
さて
この場合、少子化そのものよりも
「少子化によって社会がどう変化したか」
が重要でしょう。
少子化になると
リスクを取ることができなくなるのです。
数少ない子供が死んでしまったら大変ですから。
人口が増えている社会は
- 挑戦する人
- 失敗する人
- 変わった人
が一定数いても全体が回る。
ところが人口が減る少子化の社会では
一人の子供にかける期待や投資が大きくなると同時に
「失敗させない」方向に社会が動く。
そしてリスクを回避するために
- 安全志向
- 効率志向
- コスパ志向
が強くなる。
当然と言えば当然かもしれません。
モータースポーツは本質的にその逆です。
- 非効率
- お金がかかる
- リスクがある
- 手間がかかる
それでも、やりたいからやる世界です。
- 人が感動するもの
- 人生を変えるもの
- 熱狂するもの
そういったものは大抵効率が悪いもの。
当たれば
ハマれば
高い価値を発揮するけど
リスクを伴う。
レースはリスクが高いかもしれません。
というか、高い。
しかし、死にたくてやっているわけではありません。
死んだら勝てませんから。
でも、リスクが大きいのは確かです。
しかし、そこからしか得られないもの・学べないことがあるのも確かです。
そしてそれは、定量化できない・言語化しにくいものです。
極限状態におけるリスクマネージメントなんかは
経験の中から学ぶしかないことの一つでしょう。
でも、リスクを取れない
となると
そういったものごとは手に入りません。
この話の結論は
「だからしょうがないよね」
ではありません。
皆がやりたがらない
しかしそこには価値や意味がある
多くの人が避ける場所には
競争相手も少ないわけで
皆がやりたがらないからこそ
そこで挑戦する価値があるのです。
そしてそれは
定量化できない
言語化しにくいもの
であるために
やった者にしか分からない・得られない世界です。
であれば
そこにはチャンスがあるということです。
