バカになれ…るかい?

「やる」と言っても色々あります。

  • すぐやる
  • なるべく早くやる
  • そのうちやる
  • いつかやる
  • できればやる

長いこと学生と付き合って観察していると
どうすればできるか
または
どうなるとできないか
なんてことが分かってきます。

というか
自分と対話すれば
ある程度分かるのですけどね。

色々ある「やる」のうち
できるのは

すぐやる

だけです。

なるべく早くやる
いわゆる「なるはや」です。

それは
「今はやらない」
という意味でもあります。

そのうちやる
これも
「今はやらない」
です。

いつかやる
これも
「今はやらない」
です。

できればやる
これはもっとたちが悪い。

できなければやらないのです。
やらなければできないのに。
もう訳が分かりません。

「今はやらない」
は、なぜか?

心のどこかに
やりたくない
があるからです。

その根底には
面倒
とか
失敗したくない
とか
色々あるでしょう。

でも、結局
すぐやらない事なんてできないのです。

人を見ていると分かります。

すぐやる人は
色々できることが多い。

失敗も多いので
経験豊富で引き出しが多い。
非言語的な能力が高いケースも多い。

ま、そんなものですが…

分かっちゃいるけど…
ってところでしょうか。

シンプルだけど、難しい。
実行するには勇気もパワーもが必要です。

では、どうしましょう?

「バカになれ」
ってよく言うでしょう?

ま、そういうことですよ。

ダメなことをできるか?

「見える化」
は大事です。

やるべきこと
現状把握
問題解決
要因分析
アイデア
などなどを
書き出して
見えるようにすると解決することは多い。

だからプロは
「見える化」は大事だ
と言うのです。

のですが

学生によくありがちなこと
それは…

正解とか決定稿とかは書き出せるのだけど
ダメなことを見えるようにしない

これ、残念ですね。

ダメなものを見えるようにするから
何をどうしたらダメなのか
つまり
どうしたら良くなるのか
が分かるのですけどね。

まあ、学校でダメなものを書いたところで
1ミリも評価されませんからね。
そういうのが習慣になっちゃうのも分かるのですけど
もったいないなぁ、とおもっちゃうのです。

同様に
評価を受けて
「ダメ出しされる」
ってもの大事です。

何がダメなのか分かる
というのは
どうすると良くなるかが分かる
ということですから。

これも学生が嫌うことの一つですよね。

こういった成長しにくくなる価値観を
一体どこで身に付けちゃうのでしょうね。
実にもったいない。

我々にとってAIの存在は?

AIのチャットに続き
AIエージェントなるものが使われ始めています

チャットでも、ちょっとした資料を作ったり
プログラムのコード生成なんかはできますが
エージェントになると、ちょっとレベルが違いますね。

最近、今まで敬遠していたAIエージェントを使い始めたのですが
なるほど、こりゃ仕事に使えるな
と実感しました。
まだまだ浅い使い方ですが、違いは実感できました。

それらを一通り使って思うのは
AIに何をさせたいのかというビジョンを持てるか
というのはもちろん
やはりプロンプト(命令文)を書くにもスキルが要る
ということです。

何をさせたいのか不明確な指示で
思い通りのものを生成させる
というのは、いささか無理があります。

でも、不明確で不十分な指示でも
そこそこのものができてしまうのも事実なのですけどね。

で、思ったのは
バイクと同じだな
ということ。

よく言われるのは
高性能バイクに乗るのは良いけど
乗りこなせない状態を
「バイクに乗せられてる」
なんて言います。
それでも、そこそこ走れちゃうものです。

AIツールも一緒ですね。
使ってはいるけど
使いこなせない状態
それでも、そこそこ役に立ってしまう。

その状態を
「AIに使われてる」
と言うべきかは分かりませんが。

でも、生成AIに疑問・質問を投げて
回答に従う状態は
「使われてる」
のかもしれませんね。

というわけで
AIとのお付き合いも

使われる人
使う人

と、二極化しそうな気がします。

あとは
そんなの使わん!
と言う人もいるでしょうね。

さて、果たしてAIは
我々に何を与えてくれて
何を奪うのでしょうか?

我々にとって
どういう存在なのでしょうか?

それは
それなりの年月を付き合ってみないと分からないでしょうけどね。

先生がAIで問題を作って
学生がAIでそれを解く
なんて冗談みたいな時代がやってきそうな…

過渡期には、それに似たような事になりそうな気がしなくもありません。
というか、すでになってる??