我々にとってAIの存在は?

AIのチャットに続き
AIエージェントなるものが使われ始めています

チャットでも、ちょっとした資料を作ったり
プログラムのコード生成なんかはできますが
エージェントになると、ちょっとレベルが違いますね。

最近、今まで敬遠していたAIエージェントを使い始めたのですが
なるほど、こりゃ仕事に使えるな
と実感しました。
まだまだ浅い使い方ですが、違いは実感できました。

それらを一通り使って思うのは
AIに何をさせたいのかというビジョンを持てるか
というのはもちろん
やはりプロンプト(命令文)を書くにもスキルが要る
ということです。

何をさせたいのか不明確な指示で
思い通りのものを生成させる
というのは、いささか無理があります。

でも、不明確で不十分な指示でも
そこそこのものができてしまうのも事実なのですけどね。

で、思ったのは
バイクと同じだな
ということ。

よく言われるのは
高性能バイクに乗るのは良いけど
乗りこなせない状態を
「バイクに乗せられてる」
なんて言います。
それでも、そこそこ走れちゃうものです。

AIツールも一緒ですね。
使ってはいるけど
使いこなせない状態
それでも、そこそこ役に立ってしまう。

その状態を
「AIに使われてる」
と言うべきかは分かりませんが。

でも、生成AIに疑問・質問を投げて
回答に従う状態は
「使われてる」
のかもしれませんね。

というわけで
AIとのお付き合いも

使われる人
使う人

と、二極化しそうな気がします。

あとは
そんなの使わん!
と言う人もいるでしょうね。

さて、果たしてAIは
我々に何を与えてくれて
何を奪うのでしょうか?

我々にとって
どういう存在なのでしょうか?

それは
それなりの年月を付き合ってみないと分からないでしょうけどね。

先生がAIで問題を作って
学生がAIでそれを解く
なんて冗談みたいな時代がやってきそうな…

過渡期には、それに似たような事になりそうな気がしなくもありません。
というか、すでになってる??


鈴鹿8時間耐久ロードレースに思う

本日は、鈴鹿8時間耐久ロードレースの決勝でした。

今年は例年より早い開催となったため、当研究室腹はサポートクルーを出せませんでした。
残念です。
まだ夏休みの前で、授業がありますからね。

こういった規模の耐久レースでは、レース当日だけ手伝いに行けば良いわけではなく、少なくともレースウイーク、つまりレース開催の週は仕事がありますし、終了後は撤収作業がありますので、結構な日数が必要になります。

で、こういった耐久レースに参加した学生は、どうなるか?
それはそれは良い経験ができます。

耐久レースとはいえども、コンマ数秒を争うのは変わりありません。
例えば、8時間のレース中に、7回のピットインがあるとして、そこではタイヤ交換や給油、場合によっては修理も必要になります。

仮に1回のピット作業で1秒のロスをしたとすると、7回のピットインでは7秒です。
7秒の差は、ライダーの走行で縮めようとしたら大変です。
逆に、ピット作業で作られたアドバンテージは、結果に強烈に効いてきます。

ピットレーン上に行われる作業は、ピット内の段取りやスキル、戦略で組み上げられているわけですが、それはレース中だけで組み上げられているものではありません。

そう考えていくと、なかなか奥が深くて、それこそ総力戦であり
言われたことだけやればいい
知ってることだけやればいい
では通用しないわけで
この中から学べることは、言語化・形式化が可能なもの不可能なものを含め、実に膨大なのです。

反面、せっかくレースに行ったは良いものの、どうしたら良いか分からなくて受け身に回り、残念なことになったりもしますので、資質が試されるといったところでしょう。

レースは色んな事を教えてくれます。

予測が付かない未来に対応できるようになるためには

授業は
どうなるか
どうすべきか
が、すでに決められている世界です。

その世界での優位性が欲しいなら
突き進めば良いでしょう。

でも
「すでに決められている世界」
の住人になれそうもないなら
もしくは
なりたくないなら
今がチャンスです。

説明しましょう。

昨今の世界情勢は
先が見えません。
予測が付きません。

そんな環境で
どう考え
何をするか

このご時世で起きる出来事を
自分のゴールに向けて
ポジティブに解釈し
行動ができるか

こんな雰囲気の社会で
すぐに決めて行動できるか?

受け身に回らずに
発信できるか

安心を求める人から
不安定さを扱える人に変化するなら
先が見えず予測が付かない
今がチャンスです。

今チャレンジしておけば
その経験を使って
伸びることができる。

安定した世の中では
こんなチャンスはありません。

夢工房でチャレンジしているのはレースです。

知識や理論を用いて
「未来を当てる教育」をしているわけではありません。
そんなものは占い師養成講座です。
しかも、このご時世なら、なおさら当たらない。
あらかじめ決められた答えを当てられる
クイズ王を養成したいわけでもありません。

レースは何が起きるか分からない世界です。
なので、成長するには最も適したフィールドの一つでしょう。

天気も変わる
路面も変わる
マシンも壊れる
人もミスをする
相手も予定通りには動いてくれない

つまり、何が起きるか分からない。

予定通りにいかなかったときに固まらないこと
想定外の出来事を、単なる不運で終わらせないこと
失敗やトラブルを、次の判断材料として使えること
そして、自分が何を実現したいのかを見失わないこと

未来が分からないこと自体は問題ではありません。
問題は
分からない世界の中で
思考停止して
足が止まってしまうことです。

この先が見えないご時世で
何が起きるか分からないレースにチャレンジする。

だからこそ大きく成長できるし
だからこそ面白いのです。

学生達には
「安定した場所にいる人」
ではなく
「不安定な場所でも姿勢を保てる人」
になって欲しいものです。