完璧主義だとできない理由

「正解主義」と言っても良いかもしれませんが。
そういう考え方をしていると、いつになってもできないのですよ、という話しです。

これは、ものを作るとよく分かります。

完璧にやるため(正解を導き出すため)に、「考える」プロセスの結果に対してハードルを上げてしまう。
その結果、実際に作る前に考えるプロセスが長期化する。

なので、実施に「やる」部分が先送りになり、その結果、できなくなる。
先送りしたものの多くは忘れ去られるか、心の奥底に沈殿して、動かないものになります。

勉学による知識の習得の経験しかないと正解を導き出すことがゴールとなるので、そうなりがちです。

完璧など求めずに、「やるべきだ」と思ったらすぐやる。
その結果は甘んじて受け入れ、その現状を評価して、次のアクションを決めれば良いのです。

なのですが…
「結果は甘んじて受け入れ」が難しいのです。
だって、これまでの経験上、不正解だと点数にならないことが身に染みついていますから。

失敗を避けて、経験の数を最少にする
一見、効率が良さそうですが、価値は最小化します。

やってみて得た結果と、その経験こそ価値があるのです。

「やるべきだ」と思って、思い通りの結果が得られるかは分からないけど、先送りにしてできなくなるよりはずっと良いはずです。
先送りにするということは、機会を、チャンスを逃がすということですから。
そうして、人生は「ツイていない」ものになるのです。

チャレンジしましょう。

ルールだけじゃ変えられない

なぜ、何のためにルールがあるか?

それは
何かをやらせるためだったり
何かを禁じたり
…のためです。

組織があれば、何かしらルールがあったりするものです。
その組織の目的を達するためだったりするわけです。

では、高い目標に到達するために、細かいルールで緻密に行動をコントロールしようとするとどうなるか?

結果として何が起きるかは分かりません。
ひょっとしたら、短期的にはうまくいくかもしれません。
それは、ルールを作った人の思惑に対して、ということですが。

しかし、そのルールに沿って動く人自体はどうなのか?

言われたことをやる人になります。

それは良いのかもしれませんが、同時にに失うことがあります。
それは

自分で考えること

それを失います。
なので、長期的に見ると、あまりハッピーなことにはなりません。

細かいことを言うと
ポジティブリスト
というものがありまして…

これは、やるべき事を明確化したリストです。
行動する者は、このリストに従って動く。
リストに無い余計なことをしてはいけません。

この反対もあります。
ネガティブリスト
これは、禁止事項を明確化したリストです。
行動する者は、このリストに背かなければ何をやっても良い。
もちろん、目的を達するために、です。

さて、我々がルールとか規則と聞いた時、どんなことを想像するか?
大抵はポジティブリストです。
要は、そういう機会が多いということです。

では、どういう場合にネガティブリストが利用されるのか?

夢工房の学生達にとっては
競技規則(レギュレーション)です。

これに反しなければ、どのような手段を取っても良い。
いわゆる「ルールの隙を突く」といったようなことですね。

言うまでも無く、日本人はそういうのは苦手です。

で、これは、レースのみならず、「良いもの」を作ろうとした時、とても大事になる考え方です。
だって、世に無い新しいものにはルールは無いから。

そう、そういう思考を伸ばすには、レース、しかも、ものを作るのが動機として最適なのです。
ルールでそれ(マインド)を変えようというのは、無理というか、本末転倒というか…。

根底にあるのは…主体性とかパッションですから。
そりゃ、ルールじゃどうにもなりません。

成長のための「反省」

「反省」とは何か?

やってしまったことに対して、ガッカリして、落ち込んで、悲しい思いをして下を向くことではない。
まして、謝罪することでもない。

そもそも、他人に言われてやることではない。

学校教育では大抵、「怒られる」がセットになって刷り込まれていて、評価者が望む反応を取ることが習慣となっている。

一般的に評価者が望むのは、当事者をケアしたり、責任を取ったりという、同じ迷惑、面倒を二度と被らないこと。
つまり、評価する側の満足のための行動。

そこで求められるのは、消極的になることだったりする。

「反省」とは
なぜそれが起きたのかを省みること。

なぜ反省が必要か?
それは
起きた出来事と結果
つまり
経験を、より良い未来とするための行動の糧とするため。
つまり、積極的になるための材料として反省を使うべき。

そう考えれば、失敗は恥でもネガティブな経験でもなく、むしろチャレンジのための武器になるのだ。