見えないものの価値

いわゆる「センス」
とでも言うべきでしょうか。
「第六感」なんてのは
まさにそういうものですが

非言語的な能力は
言っても
見せても
伝わらない
なので
手に入りにくい。

まあ、文字にできないのだから
当然です。

ほとんどは
やってみて
繰り返して
習得するものです。

経験知とか暗黙知とか呼ばれるものですね。

なので当然ながら貴重なものです。

ものを作る場合なんかは
経験知が効いてきますね。
経験値も効きますが。

ですが最近は
そういったものが軽視されているというか
軽視されても何とかなるというか…
そんな感じになってきた気がします。

決してそれらの価値が無くなったわけではないのですが
「見えるもの」が幅を利かせてきたというか。

まあ生成AIなんて
まさに文字や画像といった
見えるものの世界ですしね。

学校などは
まさに形式知100%の世界です。
全部教科書に載ってますし。

暗黙知とか経験知とか言ったところで
これらは評価できません。
見えないのだから。

なので、知っていても分かっていても
成績上は得しません。
1点にもならない。

そもそも
皆が同じようにできなければいけないので
見えないもの
言語化できないもの
なんてのは
お呼びじゃありません。

皆がやっていることを
できるようにならなければならない。

しかし
ひとたび社会に出れば
価値を持つのは「見えないもの」です。

見えるものなんて
誰でもできるのだから。

学生のうちから
そういったものを
手に入れる経験ができると良いのですが
そんなの誰も欲しがらないのですよ。

簡単じゃないし
誰もやってないから。

学校も
そういったものを身に付けさせようとはしない。

面倒だし
そんなのやれって言われてないから。

と、愚痴をこぼしているようですが
違います。

ここにチャンスがあるのですよ。

次世代のために

今日はスーパーフォーミュラの某チームで
レースエンジニアをしている卒業生が来てくれました。

彼の場合
「今日は」というか
「しょっちゅう」ですけどね。
夢工房の現役生に指導してくれるので助かります。

彼と話をしていて
ハッとしたのは…

無料でレースを見られないと
レース人口増えないよな
ということです。

私も彼も
幼少期にTVの地上波で
(当時は地上波しかありませんでしたけど)
レースを見ていたのが入り口でした。

私はクルマもバイクも大好きですが
幼少期は、全く自覚がありませんでした。

で、自覚が無いまま
TVで往年の名ドライバー
星野一義さんや中嶋悟さんの
レースを何となく見ていました。

特に週末に雨が降って
外で遊べないときですね。

確か小学生か中学生か
その頃です。

そんな状態でも
クルマが好き
という自覚はありませんでした。

小学校の通学路には
ホンダのバイク屋さんと
ハーレーとBMWを扱うバイク屋さんがあって
特にバイクが好きという自覚があったわけでも無いけど
きれいだなー
カッコいいなー
と毎日見ていました。

こんなふうに
労せず、何となく視野に入ってくる
というような経験があったわけですが…

これ、まさに「刷り込み」ですね。

今やF1もMotoGPも
無料で実況を見ることはできないので
本当に好きなだけ人が
お金を払って見ている状態。

それじゃ、興味の入り口にはなりえませんよね。

なるほど
これじゃレース盛り上がらないわ。

好きになる前は
好きじゃないわけで

次世代のためには
そういう状態でも
視野に入る機会が無いとね。
と思った次第です。


これからどうなる?で、どうする?

この先の見えない現在
一体どうすべきか?
というお話しです。

まあ、何をどうしようと個人の勝手なのですが
思ったことを書いていくのがこのブログ。

TVのニュースでもネットでも
不安を煽る情報で溢れていますね。
契機やら世界情勢やら。

そういう情報は恐怖に結びいて
我々の動きを硬直させます。
チャレンジなんてしにくくなる。

とはいえ
では
じっとしていれば
または現状維持でいけば
その不安は解消されるのでしょうか?

全くそんなことは無くて
恐らくその逆です。

AIの登場もあって
この先、世の中は凄い勢いで変化する
…かもしれない。

しないかもしれませんが
先を考えて供えておくなら
「やる方」を選択すべきでしょう。

守りに入って消極的になって
情報を受け止めて消費するだけになったら
情勢に流されるしかありません。

そういう意味でも
チャレンジして
パフォーマンスやポテンシャルを
上げておくなら今だと思います。

少しでも自分でコントロール
できるものを手に入れましょう。

スキルしかり
マインドしかり

「あとで」
「そのうち」
なんて無い
と思った方が良いです。

何より
その方が面白くなりますしね。