組織の時代がやってくる…?

クルマは一人じゃ作れません。

クルマと言わず
多くの工業製品をはじめとする
プロダクトはそんなものですけどね。

要は組織の力を使って
一人ではできないことをやっている
ということです。

なので
当たり前ですが
製品の良否においては
チームとしての力が問われるわけです。

チームは個人の集合体です。
なので
構成する個人がどうあるべきなのか
それが重要なポイントです。

もちろん
各人のパフォーマンスは重要でしょう。

でも、そのパフォーマンスを
組織のために使えるのか
というのも重要です。

組織への貢献とか
結束力とか
そういうことですね。

なので
利己的で高パフォーマンスな人が集まっても
組織としての力は大きくなりません。

そこそこ平和で
そこそこ豊かだと
そういうことを考えなくても
そこそこやっていけます。

なので
専門化して専門家になって
自分のことだけ考えていればOK!

そうやって今日まで来ました。

しかし
シビアな世の中になると
組織力が発揮できなければ
構成する個も生き残れません。

当然ですね。

どうやらこの先は
一方的に組織に依存して
自分の欲を満たすためのことばかりやる
というのは
継続不可能な世の中に突入しそうな感じです。

利己的な個人主義の価値観を持ったまま
チームで仕事をする組織でやっていく
というのは難しい世の中になりでそうです。

というか
すでになっているでしょう。

周辺を見渡せば
敵国を設定して国民の結束を促す
そんなことを国力強化の一手段としたりします。

別に戦争じゃなくても
生きがいや
価値や意義など
そういうのを高めるためには

組織を構成する個人が
共通のゴールに準じて
チームとして力を発揮できるか否か

チームの結束力がものをいう
そんな時代になるんだろうな
なんて思うのです。

AIを使って
個人のパフォーマンスを
ブーストすることは可能でしょう。

しかし
組織でしかできないことはありますからね。

学校では、そのための教育はできていません。
夢工房は、やる。

何で学歴だけじゃダメなのか

学歴社会が終焉を迎えようとしています。
それは何でなの?
というお話しです。

問題を与えられて
回答して

と、言われたことをやっていると
一体何が弱くなるのか?

それは…

抽象的なものを具体化する能力
です。

言われたことをキッチリやろうとする真面目君ほど
その傾向は強いのではないかな。

開発に限らず
新しいものを創造するプロセスは
ザックリ言うと

抽象的なものを具体化する

ということなのです。

最初にあるのは
想像によって生まれた
抽象的なイメージです。

新しいものを作るのだから
当たり前ですが
最初は具体的ではありません。

想像からスタートです。

なのでまず
想像できなければ始まらない。

続いて
抽象的なものを具体化していくプロセスです。

ここはチャレンジですね。

一口にチャレンジとはいうものの
想像力や勇気や好奇心やメンタルタフネスなど
色々必要になります。

そしてもちろん
具体化のためには知識やスキルも必要です。

ほら
授業で学べないものばかりでしょう。
そういうことです。

効率とコミュニケーション

「コミュニケーション能力が…」
とか言われたこと、聞いたことがあるでしょう。

それは若い世代に限ったことではありません。

知っての通り
「コミュニケーション能力」は
上手に世間話ができることではありません。

他からの情報を受け取り
理解し、考えて
発信すること
という
一連のスキルと言ったら良いのでしょうか。
まあ、そういうことです。

仕事をする上では基本的に重要です。

そこには
モラルや
マナーや
一般論はあるでしょうけど
正解はありません。

経験を重ねる中で磨いていくものです。

なので
やらないとできるようにはなりません。
失敗しながら磨かないと向上しません。

一般的に
学校の授業では学びません。
数値化して成績表に付けられませんから。

そして
「便利さ」や「効率」という名の下に
我々が捨ててきたものの一つです。

捨てた実感は無いかもしれませんが
長い年月をかけて
少しずつ失ったのです。

そもそも
技術の進歩による利便性の向上
なんてものは
面倒なことをしなくても済むためにやっているわけで
コミュニケーションは
面倒なことの代表格でしょう。

学校でも似たような事になっています。

コミュニケーション能力を数値化して
成績にしたりして評価できません。

なので、そんなものを磨いている暇があったら
テストの成績が向上することを覚える方が
効率が良いわけです。

チームで力を発揮する能力なんてのは
いくら高くても
成績表の上では1点も付きません。

そんなわけで

効率を最優先にして
コミュニケーションは最小限
失敗を、無駄を許さない
正解を求める

そういった方向に進んで
ここまで来ました。

ついでに言うなら
人の持つ問題とか悩みのうち
そのほとんどは
人間関係に起因するものです。

コミュニケーションの途絶は
効率の面で言えば好都合
…のはずが

コミュニケーションを取らずに
問題は解決しないという皮肉。

そして
新しいものは
人と人との関係から生まれることが多い。

そりゃそうです。
「価値」って
「誰か(他人)のため」ですから。

なので
コミュニケーション能力は
価値を受け取る能力
価値を発信する能力
とも言えますね。

「面倒だから」
と切り捨てて良い能力ではない
ということです。