主体性にまつわる矛盾

学校教育で
「主体性を育む…」
なんてことを聞くことがありますか?

まあ、それができたら理想的です。

ですが
多くの場合は
「自発性」と「主体性」を
取り違えているのでは?
と思っています。

言われなくてもやる
というのは
自発性です。

言われなくても宿題やれよ
とかね。

主体性は
ゴールを自分で決めることです。

それ、学校でやったらダメでしょ。
あくまでも今のシステムで
ということですが。

今のシステムは
やることは全て事前に決められています。

それをやらせるのが教育である
という前提があるでしょう?

つまり
ゴールは他人が決めるもの
という前提です。

何のために何をするのか

それを
自分で考えさせない
自分で決めさせない
というのが
学びの構造に組み込まれています。

そんなことやっていれば
「自分が何をしたいのか分からない」
なんてことになるのは当然でしょうね。

「自分が何をしたいのか分からない」

今のご時世
これは別に珍しくもないでしょう?

でも、よく考えてみて下さい。

「あいつが」
なら分かりますが

「自分が」
何をしたいのか分からない
のですよ。

大丈夫かよ?
って感じですが
多くがそうなっていれば
それが「普通」なわけで
別に問題だとは感じないかもしれません。

大問題ですけどね。

当然ながら
そうなってしまう原因は
本人にはありません。

そうなってしまう環境に
適合した結果に過ぎません。

それが「良い子」です。

でも、誰もその責任は取ってくれません。

だって
そのやり方が良いのだ
と思っているからこうなっているわけですし。

その状態からどうするかは本人次第です。

さて、キミはどうする?

カオスと自由と

世界情勢がグチャグチャになって
AIの脅威が説かれるようになって

ちょっとカオスな空気感で
この先どうなるかなんて誰も分からない。

不安ですか?
そうでしょうね。

ここでとれる選択肢は
ざっくり2つです。

一つは
今まで通り
誰かに決めてもらって
言われたことをやる

その場合
決める役回りの人も
正解は知りません。
AIですら分かりません。

予測の付かない時代だから
これから起きることは
皆にとって初体験です。

でも、他人に決めてもらうのはラクかもしれませんね。
その瞬間だけは。

でも、そっちを選ぶと
考えることも
決めることも
できないままです。

考えて決めてくれた人のせいにしても
責任は取ってくれません、

さて、では
もう一つの選択肢は…

先の見えない不確定な未来においては
正解は無いのだから
手探りで最適化をしていく
というものです。

もちろんキミが。

想像して
決めて
やってみて
…の繰り返しで
最適化していくことになるでしょう。

当然ながら
うまくいかないことはあるでしょう

でも、それは当然です。
先の見えない不確定な未来に向かって
チャレンジするのだから。

誰かが心配して止めようとするかもしれません

では、その人の言うことに従えば
自らが望む未来になるのですか?

どちらの選択肢を選ぶのも自由です。

先の見えないグチャグチャな状態で
カオスと自由は紙一重
そんな気もします。

自由を発揮せざるを得ない
そんな時代になりつつあるのかもしれません。

組織の時代がやってくる…?

クルマは一人じゃ作れません。

クルマと言わず
多くの工業製品をはじめとする
プロダクトはそんなものですけどね。

要は組織の力を使って
一人ではできないことをやっている
ということです。

なので
当たり前ですが
製品の良否においては
チームとしての力が問われるわけです。

チームは個人の集合体です。
なので
構成する個人がどうあるべきなのか
それが重要なポイントです。

もちろん
各人のパフォーマンスは重要でしょう。

でも、そのパフォーマンスを
組織のために使えるのか
というのも重要です。

組織への貢献とか
結束力とか
そういうことですね。

なので
利己的で高パフォーマンスな人が集まっても
組織としての力は大きくなりません。

そこそこ平和で
そこそこ豊かだと
そういうことを考えなくても
そこそこやっていけます。

なので
専門化して専門家になって
自分のことだけ考えていればOK!

そうやって今日まで来ました。

しかし
シビアな世の中になると
組織力が発揮できなければ
構成する個も生き残れません。

当然ですね。

どうやらこの先は
一方的に組織に依存して
自分の欲を満たすためのことばかりやる
というのは
継続不可能な世の中に突入しそうな感じです。

利己的な個人主義の価値観を持ったまま
チームで仕事をする組織でやっていく
というのは難しい世の中になりでそうです。

というか
すでになっているでしょう。

周辺を見渡せば
敵国を設定して国民の結束を促す
そんなことを国力強化の一手段としたりします。

別に戦争じゃなくても
生きがいや
価値や意義など
そういうのを高めるためには

組織を構成する個人が
共通のゴールに準じて
チームとして力を発揮できるか否か

チームの結束力がものをいう
そんな時代になるんだろうな
なんて思うのです。

AIを使って
個人のパフォーマンスを
ブーストすることは可能でしょう。

しかし
組織でしかできないことはありますからね。

学校では、そのための教育はできていません。
夢工房は、やる。