ポジティブ思考への道

ポジティブ思考が大事だと言いますよね。
確かにその通り。

これ、すごく大事なことです。

その前に、ネガティブ思考とはどういうことかを考えてみましょうか。

まずは
未来であればリスク
過去であれば失敗
にフォーカスする
といったとことかな。

でも、誰しもネガティブなことを考えてしまうことはあるでしょうし
失敗することもあるでしょう。

だって、危機回避ってのは本能的なものなので
その対象について注目してしまうのは仕方ないことですから。

それに、危険回避とか予防措置なんてのは
未来のリスクについて考えて対策を打っておくことですから
この時点では、一概にどうこう言える状態ではありません。

なので、問題はその先です。

心配したり
後悔したりして
そこに執着するのか、しないのか

思いや考えが、そこに留まってしまうか
というようなところでしょうか。

その結果、クヨクヨビクビクした状態で何かをやったとしても
良い結果は得られません。

だって、我々の行動と、それによる結果は
その気持ちに端を発しているのですから。

ではどうする?

未来に存在しそうなリスクであれば
それを取ることによって得られるメリットもきっとあるはずで
それを考える。

過去の失敗であれば
その経験を未来において、どのように使えるのか
それを考える。

物事には多面性があるので
無理矢理で、こじつけでも良いのです。

一見ポジティブなことだって、あら捜しすればネガティブな要素を含んでいたりするように
一見ネガティブなことだって、頑張ればポジティブな要素が見つかるものです。

そんなことをしていると
視座が変わったり、視野が広がったり
それによって価値観が変わったり

そして、思いが、考え方が、行動が変わって
今までと異なる結果が得られるわけです。

始まりは やはり「逆」

1年生の考え方は、どうにも毎年「逆」なのです。

このブログで「考え方が逆」で検索してもらうと
関連記事が出てきます。

子供の頃に、やりたいことをやっていたりすると
「何のために」に向かって考えたり、やったりできるのでしょうけど

やはり何をするかを指示されたり
環境の影響で、やることを受動的に決定されたり
そんな風に成長してくると仕方がないとは思うのですが

やはりゴールを定めて
「何のため?」を明確化して
そのためのことをやる
という経験が無さそうです。

そうなると…
小さいところから考え始めちゃったり
既存のものに合わせて、やることを決めたり
そんな風だから
最低限のところをターゲットにしたり
ってことになります。

こんなこと言ってる私だって
振り返ってみれば、そういう経験ばかりでした。

学ぶ科目や内容が変わろうが
基本的なスタイルは、ずっと昔から変わっていないのでしょうね。

多くの日本人は歳を重ねるごとに
好きなこと
大きなこと
未来のこと

そんなことを恥ずかしげもなく
目指しちゃったり
語っちゃったり
そんなことができない環境で成長していきます。

それを誰かから言われることもあるでしょうし
そんな空気感になっていくこともあるでしょう。
(これ、興味深いので、そのうちネタにしましょう)

それをひっくり返すパッションが、勇気があれば
面白いことになってきます。

そのためには、やはり「面白さ」でしょうね。

やはり、どう面白くしていくかがカギだ。

スタートはこんな感じ

この春から入ってきた1年生、頑張ってます。

高校時代に、どれだけコロナ禍の影響を受けたかが
モチベーションやコミュニケーション能力に
大きな影響を与えている気がします。

今年の1年生は、主に中学時代に強烈な自粛を強いられました。
反面、高校時代は平常化したようです。

そういう意味では、昨年の1年生(今の2年生)は気の毒だな
と思うのです。
自粛期間からのリカバリーが不充分なまま、大学に入ったので
夢工房のような、自発性とかアウトプットが必要な活動に馴染むのは
かなり難しかったのではないかな。

でも、彼らは彼らで、そういった経験から
何かしら活かせるものはあるはずで
ぜひ何か気付きを得て欲しいとも思うのです。

さて、夢工房にやってきた今年の1年生は
早速、考えたり手を動かしたり、行動を開始しています。

ここでは、教員の私からまず指示をして…
なんてことはしません。

やるべきテーマは、この部屋に来た瞬間からあるし
それをやるために集まっているのだから

まずは考えてもらって
それを聞かせてもらって
アドバイスをする

そんな流れです。

その対話の中から
彼らは欲するものを得ていく。

どうせね
欲してもいないものを
「重要だから」
とか言われて与えられたところで
どうせ大して役に立たないし
そんなものは発展していかないのですよ。

求めよ
さらば与えられん

何もしないで、クレクレ言うのは論外なので
どう求めるかってのが問題でもありますけどね。