ガッツは別に古いものではない

「何かにチャレンジして
できなかったときや
失敗したとき
残念な気持ちになるのだけど

よく考えてみると
心の片隅に
やらずに済んでホッとする気持ちがあって
今まで、それに慣れていた」

そんな話を学生から聞きました。

うん。分かる分かる。
背徳的な安堵感とでも呼ぶべきでしょうか。

それを意識していたり、していなかったり
許していたり、許せなかったり

色々でしょうけど
ヤツとどう向き合って
どう付き合っていくかで
結果は大きく変わるんだよなぁ

なんて思いながら彼の話を聞いていました。

ヤツの存在を無視したり
それに慣れたりするのは

本来
やりたいこと
やるべきこと
があったのに

できない
やらない
ということになるのを
自分で決めてしまっているので
自分への裏切りになります。

自分を裏切ることに慣れるとどうなるでしょう。

色んなことに対して
できる気になれない
ということになるでしょうから
あまり面白いことにはならないでしょうね。

というわけで

望み通りにならなかったときに
心の片隅に現れる、ヤツを放置しないってのは
思いのほか大事なことなのです。

ヤツをどのように扱ったか
それによる結果は
年を追うごとに大きくなっていくはず。

結局、大事なのはガッツってことになるのでしょうね。
最近めっきり耳にしなくなった言葉ではありますが
別に不要になったわけではありません。