2024種子島遠征 第1日 種子島到着

今年もやって参りました、種子島ロケットコンテストです。
学生が作った惑星探査機を上空から投下して、ゴールまでの到達を競うイベントです。

朝5時半に大学を出て、羽田空港へ。
そこからは飛行機で鹿児島経由で種子島の宿に着いたのは夕方の5時くらい。

今回は、おなじみのコータローに加え、2名の新規メンバーを加えた3名態勢での参戦です。
新加入メンバー、早速、羽田空港でチェックインに手こずったりしてますが。

イベント期間は3月7日の木曜日から3月11日の月曜まで。
実際に機体を動作させるのは、9日の土曜日と10日の日曜日。
その前後に審査とかプレゼンテーションとかワークショップとか、諸々のイベントがあります。

今回も例によって3日ほど前に現地入りしています。
現地でのセッティングは大事なので。

とりあえず今日は移動日で、夜は宿で機体の整備です。
チームリーダーのコータローは、やり残した箇所もあるので、3日後にテスト走行を開始すると言っています。

「勉強できない」って才能かも

それは言い過ぎ?
そうかもしれませんね。

言いたいのはこういうことです。

「勉強しなさい」
と“言われて”やるのはイヤだ。
そういう場合があります。
というか、そういう人もいます。

言われたことをやらされるのがイヤ。

特に
なぜそれが必要か分からないのに、やらなければいけない
ってのが苦手。
なので、やる気が起きない。
ということです。

でも反面、やりたいことや腹に落ちたことはできる
ということだったりもします。

しかし、この「やりたいこと」に対して
他から否定され続けてきた
とか
自信が無くて踏み出せなかった
なんて経験ばかりだと
当然ながら「やりたいこと」は、できないままになっています。

言われたことはやりたくない。
そして
やりたいことはできていない。

それはもう、単純に
「できない」状態であって
そういうのは当然自覚できるわけです。

なので、本当は興味があることがあるのに
封印されていたりすることも多いかと。

勉強できない人で
どうしたら良いか分からない人は
こういうケースも多いのではないかと思います。

で、中には「できないまま」ではイヤだ
となる人がいます。

その結果

「できない」未来に不安を感じて悩んでしまって
小さく狭い領域に入っていく人

我慢できなくなって
外に向かって踏み出す人

もしくは
そのままの人

色々でしょうね。

もちろん興味深いというか
期待が持てるのは

我慢できなくなって
外に向かって踏み出す人
です。

そういう状態になったなら
勇気を伴う行動力があって
自身の変化に対して腹が決まっていたりするので
意外と面白い成長をしたりするのです。

言われたことをやるのは苦手・できない
でも反面
言われてもいないことができる
それが人一倍できるなら
それはもう「才能」と言っても良いレベルになるかもしれません。

そういうので成功した人は
意外なほど沢山います。

開発者は、そんな人多いですよ。
「変態」と言ったら聞こえが悪いですが
変わった人多いですから。
楽しい職場です。

ところで
勉強できる人って
周囲から「勉強しろ」とか言われてないケースが多いようです。
無理強いされてないから、嫌う理由が無いんでしょうね。

まぁ大抵は、無理強いされたら嫌になりますものね。

理由も無いのに勉強できる人や
無理強いされてもできる人がいますけど

すげぇなぁ、と思います。
私は、そういうの無理ですから。

でもね
そもそも「勉強」って何なのさ?
とも思うんですよ。

面倒なものは価値あるもの 大抵はね

仕事をしていると…
いや、仕事でなくてもいいのだけど
たまに厄介なこととか面倒なこととか
あったりするものだけど

そんな時に腹を立てたりすることもあるでしょう。
人間ですもの。

でも、実は
そんなところにヒントとかチャンスがあるのですよね。

例えば、厄介なこと、面倒なことを
自分が解消できないか?
もしくは解消できる仕組みを生み出せないか?
とか。

「危険」に注目してつくり出された
安全を生み出す仕組みとか製品に価値があるのは当然ですが
それと同じようなことです。

そんな風に新しいことを生み出したいのなら
広い視野とか、普段とは異なる視座とか
そんなことが大事でしょう。

そのためには、困った立ち位置に居ながらにして
冷静な心を…
いや、理想的なのは
ピンチに遭遇するほど盛り上がってくる心
でしょうか。

そういのって、突然できるようになったりはしません。

やはり
色々やって
色んな結果と向き合って
考えて、試して…

場数がものを言うってところでしょうか。

それが「変な」場数だと、なお良いですね。