お師匠様の自動車殿堂入りパーティー

師匠様である佐野彰一先生が、日本初のF1マシンの設計や、自動車の安全性の研究、世界初の実用的な四輪操舵の開発や、教育活動などの功績を認められ、日本自動車殿堂入りとなりました。

今日は都内で記念するパーティーに参加してきました。
なんと東京タワーの目の前が会場です。

参加者は、佐野研究室および小平研究室の卒業生たち、そして夢工房の活動に深く関わってきた皆さん。総勢50名近くの弟子たちが全国から集まってきました。

本体は100名くらい対象者がいるのですが、半分くらいは都合が付かなかったようです。
それでも、そうそうたるメンバーが揃いました。

夢工房でジタバタ頑張ってた彼ら、みな立派な仕事してます。
懐かしい顔ぶれに会えて嬉しかったのはもちろん、夢工房も引き続き頑張っていかんとなぁ…と良い刺激になった一日でした。

チャンスの正体

チャンスの正体は「単なるできごと」です。
本質的には良いとか悪いとかはありません。

その「単なるできごと」がどう見えるかは
その見方、考え方で変わります。

面倒な負荷と見えるか
単なるできごとと見えるか
まさに字のごとくチャンスと見えるか

これ、知識の有無とか知能とかとは関係ありません。

マインドやメンタル、そして価値観の問題です。

人は見たいものしか見えない
と言います。

つまり、見たいように見えるということですが
見たい・見たくない
の判断は、意識ではなく、無意識によって決まります。
つまり深層心理によるものです。

つまり日頃の習慣によって、反射的に判断されていることがほとんどでしょう。

ある人にとっては、「これは良い経験になるぞ!」というできごとでも
別のある人にとっては、「これは負荷が高くてリスクが大きいな」と見えたりします。

ある特定の出来事が、人によって「良いもの」だったり「辛く困難なこと」だったりするということです。

これは、その人が何を求めていて、何に重きを置いているのかによって判断が決まる、まさに価値観によるものと言って良いでしょう。

チャンスが来るとか来ないとかというのは自分次第ということです。
つまり自分で決められるということです。

実はチャンスとなり得るものに日々遭遇しているにもかかわらず、見逃しているだけだったりします。

ポジティブ思考の人がうまくいくなんてのは、こんなことが理由だったりもします。
見ること・聞くこと・起きること、全てがチャンスだと思えれば、トライの母数が増えるので、自ずと成功の数も増えますから。

あと、トライの数が増えるなら、結果がどうあれ経験の数は増えるわけで、未来に使える「引き出しの数」が増えるわけです。
なので、やればやるほど未来が明るくなる。

ついでに言うなら、ツイてるとか、ツイてないとかも似たようなところがありますね。

夢とその実現について

夢のあるワクワクすることを実現するのは大変だったりします。
その過程には大抵困難があるから。

その「困難」は、今のままの自分ではできないことです。
今のままでは届かない。それが夢でしょう。

今のままで届いてしまったら、それはどう考えても夢ではないですよね。

で、そのままじゃダメだから、「困難」をクリアできる自分に変化する必要があるわけです。

が!

ひょっとして、その困難にフォーカスして、夢が無いってことにしてしまうケースは多いのではないかな。
そうすれば困難に向き合わなくて済むから。
そういう人にとっては、夢ってのはワクワクするものではなく、単なる負荷に感じる対象なのかもしれません。
そんな気がするのですが、どうなのでしょう。

もしそうなら、良いとか悪いとか、優れてるとか劣ってるとかじゃなくて、「困難」に対する価値観が問題です。

困難はネガティブで悪いことだ、と思っていたら、そりゃぁ避けたくもなるでしょう。
そして、それが優先事項になっていたらなおさらです。

でも、困難を乗り越えることこそが成長だ、と考えられれば、決して悪いことではない。
まぁ、実際そうなのですが。

そもそも、フォーカスするところにも問題があって、途中にある困難ではなく、達成したいゴールにこそフォーカスすべきなのですよ。

そう考えれば、途中に多少の困難があろうと、それは過程に存在するマイルストーンであり、成長のために必要なものであるわけで、だいぶ感じ方が変わってきますよね。

そして、ゴールは途中のマイルストーンによって構成されるものではありません。
ゴールを設定すると、マイルストーンが設定できるのです。

考え方って大事です。