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おお、このタイトルで16回目の投稿です。
いかにこの件に拘っているかがよく分かりますね。
というか、学生達を見ていると、彼らの考え方ややり方の違いによって、どのように成果が出るか、どのように成長するかというのが分かるので、それを記事にせずにはいられない…というところなのです。
さて、今回のネタは…
掴みに行くか、それとも待つか
です。
語る前からどんなことなのかは想像付いてしまいそうですね。
まぁその通りなのですが。
自分が欲する情報やチャンスなどを、自ら掴みに行くのか?それとも、来るまで待つのか?ということです。
よくある卒業生に対する評価で
素直で真面目
とかいったものがあります。
夢工房の卒業生に対してでは無く、一般的な話です。
これ、一見ポジティブな評価のようですが、そうでも無かったりします。
企業は学校にストレートに不満はぶつけにくいでしょうから、優しくオブラートに包まれているのですが、その真意は
言われたらやるけど、言われないとやらないよね
といったところだったりします。
学校でトレーニングされて身に付いた習慣として、そうなるのはごく当たり前の結果なのですけどね。
先生としても、その方が扱いやすいし、学生本人としてもリスクが少ないので、そうなるのは必然とも言えます。
そしてこの特性は、コロナ禍によってさらに強化されています。
あの最低限のことを受け身で過ごす時期、アレは強烈に効いていて、しかもその変化に対して自覚が無かったりします。
習慣の威力は強力です。
それは学生だけではなく、教員もです。
私自身、その辺に気付くことがあって「いかん!いかん!!」と意識的に修正することがあります。
学生にとっては、気付いたらそういう世の中だったりするわけで、それがデフォルトになってしまうのは当然のこと。
自身にとって「普通」のことですから気付くのは難しい。
普段、空気の存在を感じないのと一緒です。
大変気の毒な限りです。
修正のポイントとしては
「面倒くさい」
と思ったら
「そこに価値があるのだ!」
と思うこと。
そしてそれを継続すること。
しかし、習慣による行動の自動化によって
「面倒くさい」
とすら思わない場合もあります。
その場合は、こんな風に現状の自己評価をするのが良いでしょう。
「このやり方で、この状態で、この方向で進んで、大丈夫か?満足いきそうか?」
と考えましょう。
「ダメだな」
と思ったら、何かを変えましょう。すぐ変えましょう。
どうするかを決めましょう。
それは大きなことでなくても良いかもしれませんし、うまくいく保証が無いことで良いのです。
そして、明日実行しましょう。もちろん今すぐでも良いです。
実行したら結果が出るので、そうしたらまた自己評価しましょう。
そしてまた新しいネタを試しましょう。
これを習慣として継続できれば、凄いことになりますよ。
凄くシンプルですが、これでうまくいかないはずは無いのです。
当たり前でしょう?
ただし、取り組むネタは好きなことじゃないと継続は難しいでしょうね。