学びの種類

学びは大事です。
でも、何をもって学びというのかというのも大事です。

最も一般的なのは、汎用的というか基礎というか、こんな学びではないでしょうか。
語学や数学から始まり、理系なら力学や化学など定型的なもので、色々なことに適用できるものを学ぶ。テスト前の一夜漬けをすることで分かるように、記憶力が中心。
ただし、それ単体で何かができるわけではなく、具体的に何の役に立つのかは分かりにくい。
でも何かと使う知識。学校ではね。

これ、学校では「やらされる」ので、動機が必要無かったり、いつの間にか動機が消失したりして、受け身のマインドが強化されたりする。
個人的には、これできちゃう人は凄いなぁと思います。

それに対して専用の学びというか実用的というか、具体的に何かをするための学び。
ものづくりとか、好きなことにチャレンジして、そこから分かることなんかはコレ。
色々なものを包含していて、やらないと分からないこと。

定型的では無いので文章などにはしにくい。
なので、授業などでは得にくい。

一見、他の分野には適用できそうもないように感じたりするけど、決してそんなことはない。ものごとの本質は何事も似たようなものだから。

こちらは言われてやるというより、何かをやって必要となるもの。
なので、動機は内的であることが多くて、そういう場合は面白いほど身に付くし、忘れない。
自ら欲することってそういうものです。

やったことから学ぶというのは、起きたことを覚えるだけではなくて、プロセスを学ぶことにもなる。
これが重要。

夢工房での学びは、ほぼ100%実用的な学びです。
それを自ら掴みに行く。

自発性とか、学びへのモチベーションは重要。
そのために必要な能力というか、素養を早期に身に付けるべきで、そのためにはやはり好きなことをやって、必要なものや情報、知識や経験を自ら手に入れることを経験しておくべき。
社会に出てから仕事を楽しむためには大事なことです。