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このシリーズ、なぜかほぼ1年おきの投稿になってます。
別に意図したわけではありませんが、そんなタイミングでこういうことを考えるきっかけがあるのかもしれません。
この「思いは実現する」ですが、本質的な部分は1回目の記事を見て下さい。
自己啓発本などにも度々登場するこのワード、一見怪しくて、「本当かよ」と言いたくなったりもするのですが、実はごく当たり前のことを言っています。
我々はものを作る人なので、これは実に分かりやすい。
そして「そりゃそうだよね」とも思うのです。
それはなぜか?
周囲を見渡してみましょう。
なにかしら物があると思います。
それはボールペンでも、クルマでも、家でも何でも良いのですが。
それらは全て人が作ったものです。
当然ながら、作る前には存在しなかったものです。
作る前には考えたはずです。
「こんなのあったらいいな」
と。
これ、単なる「思い」ですよね。
でも全てはここからスタートです。
もちろん思っただけでは無く、考えてチャレンジしたはずです。
最初はうまくいかなくて、リファインを繰り返しながら。
よく聞く話ではありますが、世界中の人が瞬時に意思疎通できるネットワーク、多くの人が数時間で他国に移動できる手段、そんなものは100年前の人からしたら、夢どころか、全く想像もできなくて、妄想にもならなかったかもしれません。
先人達は、そんな状態から
「こんなのあったらいいな」
という夢をひとつずつ実現してきたのです。
我々の周囲の物は、全て先人達が「かつて見た未来」です。
実現するまでは妄想です。
成功するまでは失敗です。
その段階では色んな人が言うでしょう。
「そんなことできるわけないだろ」
「ほら、うまくいかないだろ」
と。
妄想なんて実現するはずはないし
失敗することなんてうまくいくはずない
そういうことにしたいのでしょうかね。
もう一度言います。
実現するまでは妄想です。
成功するまでは失敗です。
「できる人」がやったからできたのではなく
できたから「できる人」と呼ばれるのです。
きっとできると信じる心とか、うまくいくまで諦めない気持ちとか、それらが最終的な結果を決めるのです。