走りながら考えよう!

心配なことがあると
ついそれを考えて悩んでしまう。

それ、当たり前だと思ってますか?

心配なことを考えていると、頭の処理能力の多くはそこに使われますよね。
心配なことにフォーカスしてしまうのは本能的にしかたないことかもしれません。
危険を注視して、それから回避して生き延びる生存本能に根ざしていますから。

でも、そこに注力すると本来やるべき事に使う能力は小さくなってしまいます。

ネガティブ要因は誰しも持っているでしょう。
それを打ち消すために努力しなけりゃならないこともあるでしょう。
でも、それが達成できたら幸せになりますか?

高い目標を目指していると、そもそも心配する必要は無くなるのですよ
と言いたいのです。

ひょっとすると、高い目標を目指すには、細かい心配ごとをすべて解決してからやるべきだと思っていませんか?

「お前、そんな理想を言う以前に~はどうなんだ!?」
とか言われますもんね。

そもそも、細かい心配ごとなんて世の中には無数にあって、自分には解決できないことだらけです。
そんなものをいちいち解決していたらキリがないですよ。

さらに、もしそれが最大限うまくいったとしても得られるのは「安心」でしょう。
安心って成功なの?
でもまぁ、大抵は最大限うまく行くことはないので、安心すら得られない。

なんてことだ、安心するために努力しても安心すら得られない!

なので、心配しているヒマがあったら高い目標に達するために頑張るべきなのです。
心配して立ち止まったら終わりだ!走りながら考えよう!

かつての夢の残骸も新しい夢のヒントになります

人の役に立つように

ものごとの価値って何なんでしょうね。

オレは価値があるぞ!
って自分で決めるのはあり得ません。

何で?

価値は自分以外の他人が決めるものだからです。

ああ、これがあって良かったなぁ
こんな人がいてくれて良かったなぁ

こんな感覚が価値ですよね。感謝に値する感覚。
自分以外のことばかりでしょう。

だから
人の役に立たないと価値は無いんですよね。

どのくらい人の役に立つか
どれくらい多くの人の役に立つのか
そんなのが価値の大きさなんでしょうね。

その価値の大きさに応じて対価を払う
受け取った対価を他の価値に払う
これが社会の循環です。

でも、成長過程においては色々と悩むことがありますよね。

他のためにやっても失敗するんじゃないか
誰も分かってくれないんじゃないか
怒られるんじゃないか
バカにされるんじゃないか

うん、そういうのを乗り越えるには勇気が要りますね。

「自分ことを全く考えずに、他人のためのことを100%やったらどうなんですか?」
って心配して聞いてくる学生がたまに現れます。
まぁ、反論なんでしょうけど。

できるもんならやったらいいけど、それができたら神様って呼ばれるんじゃないの?

Team NOBBYの8耐マシンとCRF450R
人をワクワクさせるって凄いことだよね

素直さの威力

フォーミュラSAEのチームには多くの1年生が入ってくれています。
日頃から彼らと接する機会が多いわけですが
結構人数がいるだけに、色々と違いが見えてきて興味深い。

もちろん人によっての違いはあるんですが、興味深いのはどんな子が伸びるのかってところですね。

色々とあるにはあるんですが、まずは一つ。

素直であること

これ、とても重要なのですが
素直さって何なのでしょう。
結構難しかったりします。

では反対に、素直じゃないってどういうことなんでしょう。
これまた定義づけは難しかったりしますが
大抵は自分を守るための言動を反射的にしてしまうケースがほとんどですね。

「自分を守って何が悪い?」

まぁ悪いかどうかは置いておいて、簡単に言うと自分を守るのは自分のためでしょう。
自分のためってことは、他からすると別にどうでも良いことですよね。
斜に構えて物事を見たところで自分の価値が高まるわけでなし。

話を戻して素直な人。
深く勘ぐったりせずに、思ったことをやる、言う人かな。
出た結果に対して受け入れて、変えるべきと思ったら変える。
こんなところ?

こういう姿勢は可能性を感じますよね。
可能性が見えると色んなものが集まってくる。
いざやろうとすると結構勇気要りますけどね。
だからこそ、そこに価値があるのでしょうね。

素直なのか曲がっているのか