手段と目的の混同に気を付けよう

手段と目的が混同されるているとか
それらの区別が付いていないとか
これは良くある話です。

特に日本の教育現場では。

昔から
四の五の言ってる暇があったら勉強しろ
学生の本分は勉強だ
みたいな感じでしょう。

勉強ができるようになっておけば選択肢が広がる
とか言いますが、そうはいきません。

おっと、このままでは脱線しそうだ。
学校教育を例に取ると、手段と目的の混同が説明しやすいのです。

本来
教育は何かのための手段に過ぎないはずで
学力だって何かのための手段に過ぎないはず。

そう考えると
「知っている」ことに価値がある
なんておかしいと思うでしょう。

学力は何かのために必要なはず。
その目的は何か?
というのが曖昧になっていないか?

下手したら、手段と目的を同列視していたり
下手したら、目的より手段を優先していたり
そんなことになっていたりしないだろうか?

と、教育を例に取るとこんな感じなのですが
似たようなことは世の中に沢山ある気がします。

「お金が欲しい」
なんてのもそうじゃないでしょうか。

大事なのは
「何のために?」
というゴールのはずなのです。

こうすればうまくいく 11

行動を起こすまでが速い

これは絶対条件だ!
といっても良いほど自信があります。

自分の経験からもそんな気がしていましたが、それに加えて当研究室に所属した学生達の動向を振り返ってみても、それは実感できます。

今まで、クルマの頂点F1に2名、バイクの頂点MotoGPに2名の開発者を輩出しましたので、これは間違いないでしょう。

うまくいくヤツは、すぐやる。

「好きなことだから早くやりたい」
そういう気持ちが強いのでしょうね。
そして行動力もある。

まだあります。

ゴールに向けて行動するとき
つまりチャレンジするときに不足があるのは当然です。
なので…
現状の把握ができて、ゴールまでのギャップを把握できる
そういった見積もり能力というか、想像力も大事。

不足していること、つまりプロセスにおいて必要なことは、やりながら手に入れていく
そんなダイナミックさも必要。

準備万端整えて、石橋を叩いて…
というタイプは、やりたいことができずに時間切れになることがほとんど。
大抵は、考えているうちに時間切れになります。

だって、やらなきゃ分からないことなんて、考えても分かるわけないのです。

あとは

変化できる+頑張り続けられる
という感じかな。
ダメなら変える。
そして継続する。

これ、好きなことをどうしてもやりたいから、そうなるのでしょうけど。

変化しない+頑張り続ける
いわゆる一本調子なやり方は、いつか折れる。

だって、ダメなやり方でハードにプッシュしても、結果は変わらないのですから、継続できるはずはありません。

そもそも、好きでもないことは本気でプッシュできないし、継続は難しいわけで、やはり好きなことをやるってのは最重要なのでしょうね。

「好きこそものの上手なれ」
って言うじゃないですか。
みんな、それ信じてないのですかね?

学生達を見ていると
やりたいことを我慢しすぎたり
やりたくないことをやらされすぎたり
そういう経験が多いと、とても難しいことになるのだろうなぁ
なんて思うのですよ。

そういうの、一般的には「良い子」に分類されるのでしょうけどね。

卒業式終了2024

今年も…というか、今年度もドタバタのうちに、あっという間に終わりました。

思えば色々あったというか、今年度も色々ありすぎて、とても充実した…いやいや、まだ充実したと言うにはまだ足りないのですが、とにかくあっという間でした。

今回卒業した皆さんも、色々あって楽しめる人生を過ごしてほしいものです。

さぁ、今年は一体何が起きるかな。