何かやりたいことがあったら、そのためのロジックというか、シーケンスはシンプルです。
- ゴールを決める
- 手段を決める
- 実行する
これだけです。
細かいことを言うと、「実行する」の中にはいわゆるPDCAとかあって、グルグルしたりしますが、この際それは置いておきましょう。
ゴールが決まって、そこに到達したいと思ったら、まずは現状を認めることが大変大事だと思います。
なぜかというと、「実行する」ための手段を決定するということは、現状とゴールのギャップを埋めるための手段を決めるということなので、このギャップの見積もりが甘いと適切な手段が決められないからです。
現状を認めるというのは、今の自分の状態を知るということです。
いかに自分を客観的に見られるかが大事で、そんな風に見られる視座が必要です。
ただし、ゴールを設定する際に、現状と比べる必要は無いとも思っています。
だって、別に楽をしたい訳じゃないから。
ギャップが大きければ、そのための方法を考えればいいんじゃないでしょうか。
「そんなことできるわけないだろ!
今の自分を見てみろ!」
というようなことを言う人がいたりしますが、別に現状はどうでもいいのです。
ただし、見積もりが甘くて、現状からゴールまでのギャップと、それを埋める手段が見合わなかったり、実行が伴わなかったりしたら、そんなことを言われても仕方ないとは思います。
でもまぁ、無茶なゴールでも、やってみたらいいんですよ。
やってみたら分かることっていっぱいあって、長期的に見たら損はしませんから。
むしろ、労力を払うことを損失にカウントしたりすると、長期的には損失に繋がっちゃうと思います。
現状を認めることは、新たなスタート位置を作ることです。
それが無いと、どうしたら良いかが決まりません。
でも、決まらないまま、まずはやってみるのもアリかとも思います。
最初は基準が無いですものね。
それから手段を決める精度を上げるというのも手かもしれません。
さて、ここまで話を展開してきて気付いたでしょうか?
多くは手段からゴールを構成したりしていますよね。
「今の自分はこんなもんだから、こうなっちゃうだろうなぁ」
みたいな感じ。
学校での学習も同様ではないでしょうか。
ゴールは決めない状態で、細かい手段を得る。そこにこだわる。
結果、「こうなっちゃう」になる。「出来なり」ってヤツですが。
分かります?
これ、良いとか悪いとか、レベルがどうこうと言う話ではなく、順番が逆なんですよね。