
学校で、塾で、言われたことばかりやって
家に帰ればゲームで…
ゲームね、好きなことをやっているような気がするけど、結局は設計通りに動かされてるだけですよ。
シナリオやプログラムの範囲内から出ることはないわけですから。
まぁ、楽しいのが救いというか、楽しいから逆に困っちゃうというか。
ま、いずれにせよ、言われたことばかりやっていたら、チャレンジなんてする気は起きないでしょう。
で、それが習慣になっちゃうと、言われてやる人になるのは当然。
もちろん、やる内容は最低限。
こういう未来はどうなのでしょう。
面白くないでしょうね。
というか、もっと面白くしたいのです。
どうしたら良いのでしょう?
恐らく環境が変わることが最重要。
彼らだって好き好んでそうなるわけではないでしょうし、そういった環境は作られたもので、それに順応しているだけでしょう。
だったら新しい環境を作れば良いのです。
それは、シナリオが決められた世界ではなく、自分の力を使って意外性や発見の中で立ち回っていく、そんな環境。
そういうのを楽しめる環境。
まず、言われたことをやって、失敗したら怒られる
のようなの環境を変える必要があるでしょう。
失敗を許容する、失敗を楽しめる、そこに発見がある、その経験を未来に活かせる
そういった環境。
そういうのを皆で作る必要がある。
もちろん、教員、学生の双方の努力が必要でしょう。
環境を変えられなければ、「挑戦しろ!」とか言ったところで、「何言ってんだか」となるでしょうね。
そもそもそれじゃぁ、「言われたことをやる」という本質的な部分は何ら変わらない。
と、そんなことを言ったところで、なかなか難しいのですよ。
でも、だからこそ、ですよ。