ボクサーのリーチの話

ずっと以前にどこかで聞いて、実生活に役に立ったこんな話しを、ふと思い出して学生に話しました。

ボクシングで相手がパンチを繰り出してくるけど、威力のある範囲ってのがあって、その位置にいるのが一番しんどくて恐ろしい。

その恐ろしい状況から逃れる方法は2つだけ。

リーチの範囲外、つまり腕の長さの範囲外に逃げてしまえば、相手のパンチは届かなくなる。

もう一つは、さらに踏み込んで、相手の懐に入ってしまうこと。
このエリアではパンチの威力は無い。

仕事をしていると、やらかしてしまったり、難しかったり恐ろしかったり、困難な状況に遭遇します。
それが価値ある仕事ならなおさらでしょう。

そんな時、腰が引けて動けなくなったり、逃げてしまったり、そんなことが普通かもしれませんが、やらなきゃいけないことはやる必要があるわけで、逃げても何も解決しません。

だったら一歩踏み込め、と。

そういう状況、見る人から見たらバカみたいなのかもしれませんが、どうせ普通のことをやっていたところで何も起きないのですよ。

困難な状況でどうするか?
そこで試されるわけですね。

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