ARLISS 2024 大会2日目 開会式・打上げ初日

今日は開会式があり、その後に打上げが開始されます。

宿で5時半に朝食をとって、6時前に砂漠に向けて出発。
このあたりの日の出は6時半頃なので暗いです。

ファーンリーから砂漠の射点まではおよそ100マイル、160km程度で、2時間くらいかかります。

予報では天気は晴れ、最高気温は32度。相変わらず湿度は低くて10%少々というところ。
開会式は8時。気温は10度少々で寒いです。

会場周辺はこんな感じです。
左の列に参加団体のテントが並び、右側はロケットのオーナー達のキャンピングカー、見難いですが、さらに右の方にロケットの発射台があります。

我々は、今日は打上げはせずに、砂漠でのセッティングとAIの学習用データの収集をします。

今日は会場での昼食後、さらにゴール付近でAI学習用データを取得したら宿に戻りました。
後は、今日取得したデータを元に、ゴール誘導のプログラムを組んで、明日の打上げに備えます。

なお、今日が打ち上げの初日でしたが、風が強いこともあり、打ち上げたチームは1、2チームだったかな。ほとんどいませんでしたね。
恐らく最終日に向けて徐々に増えてくるでしょう。

ARLISS 2024 会場設営日

今日はイベントが行われる砂漠、ブラック・ロック・デザートで会場の設営をする日です。
テントの設営と、ゴールの設定が主な内容。

ここでイベントのスケジュールを紹介しておきましょう。

9月8日(日) 会場設営(本日)
9月9日(月) 開会式、打ち上げ初日
9月10日(火) 打上げ2日目
9月11日(水) 打上げ3日目
9月12日(木) 打上げ4日目
9月13日(金) 技術交流会、閉会式、会場撤収

全6日間のスケジュールですが、ドタバタしているうちに、あっという間に終わってしまうはず。

さて、今日は昼頃に砂漠の入り口にあるガーラックという町というか集落というか、まぁほとんど人口がいないところなのですが、そこに全チームが集結して、皆一緒に砂漠に乗り込むスケジュールです。
が、我々は一足先に砂漠の入り口付近に行ってテスト走行をしましょう。

今回はAIによる画像認識で、三角コーンに接触する形でゴールを決める計画なのですが、どうにも画像認識がうまくいきません。
大量の画像を利用した、いわゆるディープラーニングでコーンを認識させるのですが、どうやら学習用のデータが足りないのでは?という結論になって、画像を撮りまくって、この場は終了。

それからガーラックに戻って、他チームと一緒に砂漠に入り、会場設営と相成りました。

なんだかんだ会場設営とゴールの接地で5時ちょっと前までかかってしまい、ファーンリーに帰ってガソリン入れて、夕食とって作戦会議をして、ブログを…とかやっていたら、あっという間に9時を回っていました。

明日は5時30分に朝食をとり、終わり次第宿を出発。
7時45分に現地集合、8時から開会式です。

ARLISS 2024 準備4日目

とりあえず6時には朝食を摂って、まずは宿の近所でテスト走行を…と思ったら、トラブル発生。
ゴールコーンの画像認識がうまく動作しません。

原因はプログラムのようですが、いろいろと試した結果、どうやらPCの問題だったようで、違うPCでやってみたら問題解決。

続いて昨日の公園でテスト走行。うまく行けば午後に砂漠に行ってみようと思ったのですが…

どうも画像認識と機体の制御がうまく噛み合わない様子。
一度宿に戻って調整とトラブルシュートとなりました。

で、仕切り直し。

さっきよりはマシかもしれませんが、どうも今ひとつ。
どうやら、赤い夕焼けがゴールコーンの色に似ているので誤判断している模様。

現在、リノの南方のシエラネバダで山火事があって、夕焼けが異常に赤いのです。火災現場からここまでは50kmほど離れていますが、周囲は多少煙っていて、かすかに煙の臭いもします。
ちなみに、この辺は山に木がありませんから、恐らく山火事とは無縁でしょう。イベント会場も同様です。何せ砂漠ですから。

仕方ないので、今夜は宿で調整して、明日の会場設営の後に現地でテストをすることにします。
やはりこういうのって、出国前にやり切っておかないとダメです。