人の価値とか、ものの価値については色々考えます。
だって
「ものをつくる人」をつくる
それが仕事だから。
でも、人の心は外部から手を入れて、ものを作るようにこねくり回せないので
偉そうに「つくる」とか言ったところで
直接的にどうこうできるわけではないのが難しいところですけどね。
大学で学ぶのは、社会に出た後に仕事をするため。
とはいえ
仕事って何だ?
ってのが大事なところで
どうせなら良い仕事ができるようになって欲しいですね。
となると、「良い仕事」って何だ?ということになるのですが
それは、高度な知識や技術やスキルを使って
高い価値を持った成果を作る…
と言いたいところですが
実は大事なのは、その成果の働きによって何が起きれば良いのか
というところで
それは
どれだけ相手の心を動かせるか
というところに尽きるのだと思います。
相手の心が、どのくらい
多く、大きく、長く動くか
価値の大きさは、それで決まります。
近年、「ユーザー体験」という言葉を使うようになったのは
まぁそういうことなのでしょうね。
どんなに高度な知識や技術やスキルを使っても
人の心が動かなければ
作り手の自己満足に過ぎません。
立派な手段を使っても
高い価値を生み出せるとは限らない
ってことですね。
学校では、この手段とか、目的とかの関係は明確にしません。
手段を得ることが目的化されているからでしょうね。
ややこしいですか?
そうですね。