文句の問題 はじめに

今回は、これまで記事にするのを躊躇していた内容です。

それは
不満から文句を言ったり批判したり
ということについて。

これまでこのブログで
不満とか批判を表現した記事があったかと思います。
そういうのを積極的にアウトプットしちゃうのは
良くないというのは分かっています。

本当はポジティブ一辺倒で行きたい!
でも、難しいですよね。
努力不足による実力不足ですので頑張ります。

そう、今回のネタは
自分でも満足いっていないところではあるのですが
勇気を持って触れてみましょう。

文句、つまりネガティブな情報発信については
ずいぶん前から気になっていた興味深いテーマで
一体どうすべきなのだ?
と、ずーっと考えていました。

別にそればかり気にして
日々クヨクヨ考えているわけではないですけどね。
20年くらい前から
たまにポッと頭に浮かんでくるのを
その度に考えてたという程度です。

ネガティブな情報発信といえば
筆頭はニュースですよね。

事件とか事故とかスキャンダルは
とかく人目を引きやすいので
良いネタなのでしょうね。

そこに目がいってしまうのは
生存本能に基づいた防衛本能とか
そういうことから来るのでしょうから
ほとんど反射的なわけで
抗って無視するのは難しいでしょうね。

民放のTVのニュースなんて
事実を伝えると言うよりも
感情をモリモリに、てんこ盛りに入れ込んで
まるでドラマみたいになっちゃってますよね。
アレはどうかと思います。

あ、家にはTV無いので
外食の時に耳に入ることがある程度なのですけどね。
だからこそ余計気になるのでしょうね。

で、それは見なければ済むのですが
ネットニュースなんかも内容は同様なわけです。

世界情勢やら我が国での出来事など
色々知りたいことはありますが
ノイズが多すぎてうんざりです。
まぁ、ここまでは仕方ないとしましょうか。
それも見なければ済むのですから。

しかし
SNSも似たような状況だったりします。

政治家をはじめ、色々な人を、ものを叩いて、文句言って…
気持ちは分からなくも無いです。
これも仕方ないのでしょう。

我々は確実に環境の影響を受けますから
周囲でそんなことを見かけたり
多くがそんなことをしていれば
そんなことをしてしまいがちです。

さて、実は
ここまでは前置きなのでした。
長くて済みません。

不満や文句を言ったり批判したり
これを一括りにして
「文句」としましょう。

世の出来事に対する文句
会社での文句
学校での文句
家庭での文句
色々あるでしょう。

学校では、結構文句が多いと思います。
多くが「やらされて」いる精神状態でしょうし
不満って共有しやすいですからね。
暇な学生にとっては
コミュニケーションツールに
なっている気もします。
私もよく言っていた気がします。

さて、ここで問題です。

人は何のために文句を言うのでしょうか?
文句を言うと、何がどうなるのでしょうか?

次回から、これを考えていきましょう。

何で勝負する? その3

皆が同じもので勝負する必要は無い
というより

皆が同じじゃダメでしょう。

色んなことができる人が集まって
力を合わせることができるから
デッカイ仕事ができるのですよ。

なので
皆が同じ物差しで
同じようなものを得なければならない
なんて思う必要は
そもそも無いのではないか
と思うのです。

日本は八百万の神の国ですから
いろんな神様がいる国なので
いろんな人がいて良いのです。
そもそもそういう価値観・精神性を皆が持っているはず
と思っています。

なので、それがうまく回り始めたら強いはず!

さて今回は
何も勝負する武器は一つじゃなくてもいいんじゃないの?
というお話しです。

何か一つを極めたら
そりゃあ凄いし立派だと思います。

でも、一つひとつが浅くても色々できる
というのはどうでしょう?

自分に何ができるかって
意外と自分でも分かっていないことが多いものですが
結構色々できているものです。

自分にとって当たり前にできてしまうことって
意識にすら昇ってこないので
それを見えるようにすることが
最初にやるべきことかもしれません。

それらの一つひとつは
大したレベルでなくても
それらを組み合わせることによって
何かしらの価値が構成できることもあります。

例えば
絵が描ける+設計ができる
だったりすると
アイデアスケッチの段階で
とても分かりやすい絵が描けて
チームにビジョンの共有ができたりして
表現力で仕事を効率よく進められる
そんな可能性があったりします。

何か具体的なスキルではなくても
ポジティブ+アクションが早い
これだけでも良い仕事ができるようになる可能性は大いにあります。
職場にも良い影響をもたらすでしょうし
本人にもチャンスが巡ってくる可能性が高い。

そうそう
今現在、具体的に何かを持っていなくても
これから身に付けても良いですね。
「これからはこうしてみよう!」
って。

ただ、そんなアイデアを思い付いたら
試して磨いて何が起きるかを確認して
最適化していく時間が必要なので
思い付いたら即アクションして
日々チャレンジしていく行動力が必要です。

そういうやり方なら
「やろう!」と思ったらできるでしょう?

車が好きとかレースが好き+設計したい
で、夢工房の卒業生達は
現に自動車やレーシングマシンの開発をしてたりするわけですから
まだこれからの可能性で足し算をしても良いのですね。
それを磨いていけばOKでしょう。

ちょっとしたアイデアと行動力で
何か新しい武器を作れるかもしれません。

考えて、試して、確認して…
これをグルグル継続できれば
きっとそれが実を結ぶ時が来るでしょう。

そうそう、あと大事なのは
それらを楽しめるようにする工夫ですね。
これは継続するためには本当に大事なことです。


何で勝負する? その2

かなり間が空いてしまいましたが
前回の続きです。

大学で学ぶのは卒業後の就職のためだったりするわけで
そのためには何かしらの強みが必要です。
いわゆるセールスポイントですね。

ただこの時、単なる「就活」のためだけに何かを…
と考えるのは薄っぺらです。
正直、そういう動機だと大したことはできないと思うのだけど
そういうことは置いておいて

今回はセールスポイントの構築について考えてみましょう。

学校では色んな科目を学びますよね。
で、ありがちなのは
「得意科目は何?」
ってヤツですね。

そういうのがある人は頑張って下さい。
「これなら誰にも負けない」
という領域に行けたらいいですね。

私なんかは人一倍勉強が苦手だったので
そういう勝負はできませんでした。

学校の中の物差し
つまり勉学の成績という尺度しか知らなかったので
困ってしまいました。

正直なところ
新卒としての就職も失敗ですね。
転職を繰り返して自動車の開発に
たどり着くとこができましたけど。

で、分かったのは
「何を知っているか」(つまり学力)が問題なのではなく
「何ができるか」が重要なのだな
ということです。

当たり前と言えば当たり前です。

自分が何かを知っていたところで
他人に何か良いことがあるわけでは無い。

つまり、それだけでは
仕事としての価値にはならないということです。

知っていることを行動に繋げて
外に発信してはじめて価値の発信
つまり仕事になります。

で、学生時代に
どうしたかというと

勉強が得意なヤツが
やらないことや
できないことをやったりしたら
どうなるんだろう?

なんて考え始めました。

時はバイクブームで
勉強ができようができまいが
バイクに乗っている連中はたくさんいましたが

そんな彼らが行けない領域までやったらどうなるんだろう?
これは何かしら強みになるのではないだろうか?
というか、自分に残された道はこれしかない!

と思い込んだのです。

バカですね。

正直なところ
このアイデアを実行するのは凄く勇気が要りました。
だって、そんなやり方がうまくいくのか
全く確証が無かったから。

でも、迷ったところで
別に答えが出るわけではないので
とにかくやりました。

国際A級ライダーのメカニックをやって
自分でもライダーとして走ったり
アパートに帰れば部屋には分解されたエンジンがあって
夜な夜な徹夜で整備してました。
バイク仲間からエンジンのオーバーホールを
請け負ったりもしてましたね。

学生時代は、こんなふうにスキルを磨いていたわけですが
実はそれだけではありませんした。

こんなことをやっていると
色んな人との出会いがあるのです。
その価値はは後になって気付いたことですが。

レースを一所懸命やっていると
周囲はチャレンジャーだらけなわけです。

そんな人達からの学びは凄く大きくて
今持っている価値判断の基準は
この時期に構築された気がします。

その結果、先に書いたように
新卒としての就職は失敗しました。

その失敗した就職先でも
色々と学べることはありましたから
別に後悔はありませんし
むしろ得したと思っています。

結局、学生時代の取り組みが実を結んだのは
大学を卒業して2,3年経った頃です。
やっと自動車の開発に関われましたし
ちょっと特殊な仕事もやらせてもらえました。

長々と書いてきましたが
何が言いたいかというと

なにも決められた物差しだけじゃなくても
何かしら頑張っていれば
それが報われる時が来る…かもよ。
ってことです。

あくまで「…かもよ」なので
リスクは大アリなのですが
それを取れるか否かが運命の分かれ道だと思います。

個人的には
可能性が少しでもあるなら
やる価値はあるじゃん!
とか思っちゃうのですけどね。

可能性をコントロールするのは自分ですし
やらずに後悔するのは嫌ですから。