コケないことが大事なのではない

当たり前のことですが
失敗は必要で
苦労は必要で
困難は必要です。

達成したいゴールに向かう過程で
これらを経験するわけですが
その経験は必ず役に立つのです。

もちろん
失敗するために行動する
なんてことは無いわけで
成功するために行動する過程で
色々経験する事が役に立つ
ということです。

これらを避けるために勉強してたりするのは
とても残念な事です。

うまくいっても最低限の経験になってしまうし
そもそも最低限を目指して頑張ったところで
その通りに行かないことなんて往々にしてあるわけで
そうなったら最低限以下確定です。

「失敗しないために頑張る」なんていうのは
実に難しい事なのですよ。

学校の中ならそうでもないかな。
良く分からないけど。

「失敗」と「失敗ではない」のボーダーラインが
明確になっていれば良いのですが
世の中そうで無い事も多いわけです。

その「見えないボーダーライン」を目指して
低いレベルから頑張ったとしましょう。
あとどれくらい頑張るとボーダーラインに達するか
そんなことは分からない状態で頑張るわけです。

対象までの距離感が分からないのに
どうしたらいいかなんて
なかなか分からないでしょう。

対して
ボーダーラインでは無く
デッカイ夢に向かってやっていると
着地点は明確なわけで
あと何をどれくらいやれば良いのかが
分かりやすいのですね。

一見、支離滅裂気味のお話しでしたが
実は、こういうのはバイクに乗ってたりすると
気付きやすいのではないかなぁ
なんて思ってたりします。
別にバイクじゃなくてもいいのですが。

タイヤが2コしかないバイクは不安定です。
当然、転びたくないわけですが
どこまで何をやったら転ぶのかは
転んでみないと分かりません。

どこまでやったら転ぶのかが分からない人は
「分からない」という恐怖感を持ちながら運転してたりするわけで
そういう状態だと、他に気が回らなくて
ますます危ない状況になったりすることもあります。

転倒する事をお勧めするわけではありませんが
転んだ経験によって
何をやったら何が起きるかとか
限界とかが分かるわけで
まんざらマイナスばかりでは無いどころか
貴重な経験だったりするわけです。

何事もリスクの裏側には
結構大事な事が隠れていたりするものです。

それに気付けなかったり
経験を活かせなかったり
そうなってしまったら残念なことです。