未来予測とその対応 その12

これはどうなのでしょう?

・臨機応変力は大事
応用力のこと。

決められたこと以外の
イレギュラーなことにどれだけ対応できるか
ということでしょう。

開発を仕事にしたりするなら
というか、どんな仕事でも同じですが
想定外の出来事は起きるものです。

そんな時にどうするか?
そこで真価が問われますね。
確かに大事です。

思考停止ならまだしも…

「そんなこと聞いていなかったぞ!訴えてやる!
このブラック企業が!」
なんてね。
そんな世の中にはなって欲しくないものです。
え?もうなってる??

まぁ冗談はさておき
遭遇する事態に対して
最適な対応ができるようになるためには
やはり様々な状況に対応する経験が必要でしょう。

同じようなことを一本調子でやる経験からは
そのような能力は身に付きませんから。

問題は
決められたことをやる
という現状の学校教育では無理だろう
ということです。

臨機応変力とは
言ってみればフレキシビリティ
柔軟性ですよね。

つまり…

ゴールは変えずに
発生した事象に応じて
自由に手段を入れ替えられること

ということです。

ところが、学校の教育はどうしているかというと

ゴールは設定せずに
何に役立つかを知らないまま
計画通りに様々な手段を得ていく

というやり方です。
柔軟性は一切無し。

そうやることによって
やがて何かが姿を表すかというと…
一般的にはそんなことありません。

膨大な時間を要するわりには
何かができあがっていく感覚は小さいでしょう。
というか、そういう感覚は得られないかも。

でも、先にゴールを定めてしまっても
それが達成できるかどうか分からないじゃないか?

そうですね。
でも、背骨が通ってるというか
スジが決まるので
必要なことは見えてくるわけで
そいつを手に入れていけば
結構良い線行くはずです。

仮に達成できなかったとしても
何も損はしませんし
逆に得られるものは大きい。

むしろ、それこそが学びです。

とかく変化を嫌う現状では
こういったものを求めるのは
無理なのかもしれません。

現状が安全地帯だと思っていて
未知のリスクに遭遇したくないから
変化しないのでしょうけど

現状が危機なら
そこから動かないことこそがリスクなわけで

ついでに言うなら
成長とは現状から変化することなわけで

変化できない現状というのは
結構深刻なことだったりするのです。

と、色々書いてきたわりには
解決方法は至ってシンプルで

ま、レースでもやってみろよ

ってとこなんですけどね。


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