アイデアの出し方・考え方 2

既知のものに対しては
既存の方法で対応すれば良いだけです。

未知の課題や目的を達するためには
何かしらの手段が必要で

その手段がアイデアです。

乱暴な言い方をするなら
目的を達するための手段は
何でも良いのです。

何も、発明的なものでなくても良くて
時間やコストとか性能とか
その時のプライオリティに合わせれば良いでしょう。

大抵は、自分の持っている「引き出し」から
適したものを引っ張り出して使うわけですから

いかに日頃から色々なことに興味を示して
アンテナを張っておくかがものを言います。

とはいえ
言われたことをやる人とか
好きなことに、のめり込むようなやり方ができない人は
引き出しやアンテナは持ち合わせていないでしょう。

その結果
いかに楽するか
みたいな手段をやろうとするのですが

ここで
目的が「自分がいかに楽するか」に入れ替わっちゃっているので
いくらやっても目的を達することができなくて

結果として
楽をしたいと思ってやったら
楽できなかった
ということになります。

なので、自分がのめり込んで
夢中になることにチャレンジする
というのは大事なのです。
そういうものじゃないとうまくいかない。

ところが!

いくら自分が好きなことをやっても
「いかに楽するか」に向いてしまうことがあります。
しかも自動的にです。

それは…

環境の影響です。

小さい頃から
リスクを避けるように
楽できるように
という価値観を植え付けられて成長してくると
自動的にそうなります。

それは習慣なので
自覚がありません。

でも、こういうのは誰しも多かれ少なかれ
持ち合わせているのかもしれなくて

何に対してそれが発動するか
ということなのかもしれません。

偉そうにこんなことを書いている自分も
そういう一面があることを自覚しています。

ちなみにエジソンは
電信(興味があったら調べましょう)の仕事をしているときに
一定時間ごとに通信をしなければならなかったのですが
その定時通信を自動的にやってくれる機械を作って仕事をサボります。

楽するために(これがゴール)
楽じゃない手段(技術)を使ったわけです。

そう、その順番を間違えちゃいけません。
面倒な手段だからこそ価値があるのです…

って、仕事サボっちゃダメですけどね。

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