失敗しないことが最優先なら、それこそが失敗だ

失敗についてどう考えるか?
これ、やはり大問題だと思うのです。

何度も言っている通り、いわゆる「失敗」は、本質的にはネガティブではなく、重要な経験の一つだと思っています。

一般的には
やってみたけど、思い通りにならなかった
これを「失敗」と呼びますね。

でもこれ、見方を変えると
こんな風にやってみたら、こういう結果が出た
ということを経験したのですよね。
新しい何かを知ったのではないですか?
じゃぁ、良かったじゃないですか。決して皮肉ではないですよ。

「失敗」をどう捉えるかというのは、つまり価値観の問題ってことなのですが、それによって、得られる成果が大きく違ってきます。

NASAでは、ミッションの後にデブリーフィングと呼ばれる報告会をするそうです。興味深いのは、書籍などで見る限り、このデブリーフィングでは「失敗」というワードが見当たらないのです。

NASAは失敗しないということではありません。
いわゆる「失敗」に対して、「今回の経験から学んだこと、知ったことは何か?」という捉え方をしているようです。

それに気付いたとき、さすがだなぁ、と思いました。
いわゆる失敗をネガティブな経験としてカウントしてしまったら、それを隠したくもなりますし、その経験を有効に再利用するのは難しくなります。
そして、失敗による恐れを避けるための行動を取るようになる。ゴールがすり替わっちゃうのです。

逆に経験の一つとしてカウントすれば、共有も苦になりませんし、後の行動にも利用できます。

失敗しないことが成功ではありません。
設定したゴールに到達することが成功です。
その過程では、多少想定外のことが起きようが、欲しいゴールが手に入れば良いのです。

未経験のことにチャレンジして、思い通りにいかないとか、想定外のことが起きるなんてことは当たり前でしょう。
むしろそれ、新発見なのではないですか?

今年の年越し

今日は新嘗祭ですね。
知ってますか?新嘗祭。

さて、年末年始の予定を決めました。

宮崎県に神武天皇ご生誕の地があるのですが、そこに創建された狭野神社があります。
正確には、近くに皇子原神社という小さな神社があって、そちらがご生誕の地なのですが。
神武天皇の御幼名は、狭野尊(さののみこと)、なので狭野神社。

そこに初詣に行きます。バイクで。
1,300kmの巡礼の旅です。すぐ帰ってきちゃうけど。
寒いでしょうね。

世の中ザワザワしちゃっているし、夢工房の学生達の再起動の成功を祈念して、ということです。
私のポリシーとして、神様にお願いはしません。
神様は皆からお願いばかりされて、いい加減ウンザリされているでしょうから、お願いでは無く誓約をするのです。

実は2年前の1Day佐多岬チャレンジの帰路で一度行っているのですが、その際に神職の方に「また来ますね」と言った手前もあるので、約束は果たさねばなりません。

関東から九州にフェリーで行くには、以下の3つのパターンがあります。

  • 東京の有明か横須賀からフェリーに乗り、北九州の新門司で下船して自走して南下
  • 東京の有明から徳島までフェリー。大阪か神戸から別のフェリーに乗り継いで宮崎へ
  • 気合いで現地まで自走で行く

基本的には、どのフェリーの予約が取れるかによってルートを決める予定です。
結構年末の便は混んでいるのですね。意外でした。

でも、さすがに寒すぎるので、さすがに全行程自走は無しかな。フェリーの乗り継ぎになるでしょうね。

こうすればうまくいく 6

シリーズ6個目です。

大事なこと、本質的なことは、やはりこれに尽きると思うのです。

  • ポジティブマインド
  • パワー
  • スピード
  • チームワーク
  • フレキシビリティ

そのうえで、というか、前提として

本人が好きなこと、ワクワクすることをやるとか、やっていることを面白く変えていく

これは重要です。

で、内容をよりシンプルにしたいと思っています。
なぜって、その方が成果を出しやすいのはもちろんなんですが、色々やるのは難しいんですよね。
モチベーションが十分高ければ、多くの課題に取り組もうとも思うでしょうが、そうでなければモチベーション自体を上げるとことから始める必要があります。
何かしら成果が出た方が面白くなりやすいですからね。

で、どうしたら良いかというと…

すぐやる

です。

すぐやらないとモチベーションは下がります。間違いなく。
「失敗したくないから」なんて考え始めると、時間がかかってモチベーション下がっちゃうのですよ。
そうなると、ますます時間がかかるようになって、ますますモチベーションが下がるというループに入っていきます。

それに、単にすぐやらないと残された時間が少なくなるというのもあります。
すぐ何かをやったとしても、次に何かしらやる必要があるでしょう。
ブラッシュアップとか、次の仕事とか。
そのための時間が必要です。

多少モチベーションが低くても、やっちゃえば良いのです。
その勢いを維持して、やり続けてみましょう。
玉数打てば、そのうち何かしらうまくいくこともあって、それがモチベーションの源泉になります。
考えるばかりで行動しなければ、そんなことは起きません。

ちょっとくらい知識とかスキルとかが足りなくても、早くやれば不足したものが明確になって、それが必要になった時点で手に入れたら良いのです。

そもそも、なぜ足りないものがあったかというと、「やる前」は、それらの必要性を感じることは無いわけで、本気で手に入れようと思わないのは当然。
そんなものはモチベーションを上げてから手に入れても良いですよね。
というか、むしろその方が良いでしょう。

というわけで、すぐやらないことなんて、結局できないのですよ。
…と思った方が良い。

なので、もっと「すぐやる」に特化してもいいんじゃないの?
というお話しでした。