今の問題から考える

今、どんな問題があるのか…の一部というか、傾向というか。
学生を見ていて気付いたことなので、彼らが世に出た後に本格的に問題化していくような気がしなくもありません。
もちろんこんなことを書いている自分自身も同じ問題抱えているはずだとも思っています。
結論からいきましょう。

面倒なことができなくなってきています。

一言で「面倒なこと」と表現していますが、これに付随することとか、派生することを考え始めると大変広範囲な話になります。

現在、多くの会社組織で重視されている「報告・連絡・相談」とか「5S」とか、そういったことは遂行が難しくなると思います。

また、未来を想像(創造)するとか、チャレンジするとか、そういうのも難しくなるでしょう。

与えられたことをこなすとか、マニュアルに従うとか、具体的なことや見えることなら何とかなるかもしれませんが、確度は低くなりがちかもしれません。

基本姿勢としては、フォローでありリアクションです。

と、こんなことを、日頃見えることや感じることから考えてみました。

これは端的に言ってしまうと、ここまで発展してきたネット社会の便利さの弊害と、コロナ禍による自粛やオンライン化の影響だろうと思います。
今さら面倒なことなんてできないのですよ。

でもまぁ、こうなっちゃうのは当然だと思いませんか?
そしてこれは自然と形作られて、いつの間にか身に付いたスタンダードなわけで、多くの人が意識していません。
はい、ここが大事なポイントです。

皆が意識していない問題がある。これはチャンスですよ。
こういったことを意識してひっくり返せば何が手に入るでしょうか。

「価値」です。
皆が気付いていないなら、独自性や希少性を伴う競争力ともなります。

ここまで何度か記事にしましたが、価値があるものって、大抵は面倒なことなんですよ。
逆に、面倒なことは価値があるという言い方もできると思います。

面倒なことを好きになるにはどうしたら良いのでしょう?

好きなことの中にある面倒なことをやれば良いでしょう。
好きなことのためなら面倒を面倒と思わないでしょうから。

今回は、こんな内容で話を展開してみましたが、こういうアプローチで、まだまだ色々気付けることや試せることがありそうですよね。

失敗しないように慎重に、最小限の手間で効率よく…と周囲がやってるな、と思ったら、すかさず逆張りです。素早く何度も諦めずに!

そういうやり方もアリだと思います。