諦めないという価値

昨日と今日は学園祭で、卒業生達が遊びに来てくれました。
代々、レーシングカーや模擬惑星探査機の開発に関わっていた卒業生はもちろん、そうでない卒業生達も。
社会に出て頑張ってる彼らに会うと、改めて継続する事の大切さを実感します。

夢工房で学生達が活動し始めてから、世代を重ねながらずいぶんと長い時間が経ちました。
もう20年以上です。
ジタバタやってたらあっという間だったわけですが、よく続いたよなぁ、と思います。

夢工房は、学生達が自主的に頑張ってるわけですが、好きなことを一所懸命やるって大変です。
いくら好きなことでも、突き詰めていけば必ず壁にぶつかるわけでですが、個人的な趣味では無く、学校といえども組織の中でやるからには、やる自由とともに責任も掛かってきますから、簡単に諦めるわけにはいかない。

そういう環境を経験した学生は、社会に出てからも強いです。逞しくやってます。

在学中に壁をいくつも乗り越えた者、乗り越えずに路線変更した者、色々いますが、こういう環境を一度でも経験していれば、実社会でどうしたら良いのかは決めやすいでしょう。腹を括る準備ができるというか何というか。

もちろん20年以上もやっていれば、私だって何度か挫けそうになることもあったりするわけですが、困難な状況でも諦めない学生達が頑張ってくれたお陰で今があるのです。
ありがたいことです。