我が国においては、仕事に対する満足度とか、いわゆる仕事に対する熱意とか、そういったものが他国に比較してかなり低いのだそうですよ。
そして最近良く耳にするのが「すぐ辞めちゃう」です。
ひょっとして、仕事から得られるやり甲斐とか面白さとか、そういったものって、「もらえるもの」とか「受け取るもの」って感覚になっていませんか?
自分で変えていくとか、自分で作っていくという感覚を持てていますか?
まぁ、そういうのって最近に限った話ではないですけどね。
会社とか上司とか他部署とかの文句を言う人って、大抵は環境に対して受け身になっていますよね。
「俺のせいじゃねぇ」
って。
それはつまり
「会社は(上司などの他人は)俺様に、愉快で楽チンで儲かる仕事を与えるべきなのである」
って思っているってことですよね。
興味深いのは、そういうメンタリティを持っている人って、仕事を面白く変えていこうとはしないですね。
だから「自分に合っていない」とかいう理由で辞めちゃったり、簡単にブラック企業とか言えたりするわけです。
もっとも、そもそも自分に合っている仕事なんて無いでしょう。
自分が合わせるか、仕事を変えていくしかないのではないかな。
それに、何の不自由も困難も無い仕事を言われるままにやり続けるなんて、そんなの耐えられそうなもないな、なんて思っちゃいますけどね。
さてさて、こんなことを書いてると、現状に対して愚痴を言っているように見えますか?
そうでしょうね。
でも、違うのです。
愚痴を言って終わりにしたって、何も面白くないでしょう?
「俺のせいじゃねぇ」
では何も変わりませんので
「俺のせいだ」
では悲観的すぎるので
「俺にできることがある」
ではどうですかね?
そうやって、仕事の内容や環境を、より面白く変えていくのはどうですか?
直接的に相手を変えたくなったりしますか?
でも、それは難しいというか、無理ですからやめておきましょう。
変えるのは自身で、やるのも自身です。
変化を及ぼす対象は、仕事であり環境です。
その結果、間接的に人が変わっていく…というのはあり得るでしょうね。