社会人として言っておかなきゃならんことがあります。
それは、仕事してみてどうだったか?
学生から社会人になった時の気持ちですね。
もちろんこれは人によって様々でしょうけど、こういうことこそ学生達に伝えるべきなのだろうと思うのです。
だって彼らは将来、仕事を始めるその時のために学んでいるのですから、どんなことが必要になりそうかくらいは知っておかないとね。
私の場合は楽しかったですね。
色々転職したけど、それぞれそれなりに楽しかったですよ。
何が楽しかったかを一言でいうのは難しい。色々あるし。
責任感からくる緊張感というか、本番感というか、そういうのって価値ある事をしている気がしますね。
それに、次々に新しい事が分かってくるし、色々できるようになっていくでしょう。
それは実にエキサイティングです。
もちろん、仕事の成果で仲間や、お客さんが喜んでくれる。
これは最高で、最も大事なところでしょう。
個人的な満足って小さいですから。
あと、自立している感覚かな。
これは凄い満足感がありました。
実際は、職場の仲間とかに依存はしているのですけどね。まぁ、それは置いておいて。
そもそも学生の頃は、「なんでこんな何の役に立つのか分からない事ができないとイカンのだろうなぁ」と思ってましたから、社会に出たときは「やっと本番が来た!」って感じで嬉しかったですね。
今にして思えば、学生時代にもっと効果的な準備ができたかもしれない、なんて思ったりもするのですが「たら・れば」はあり得ないわけで、その時の自分にできたことは、まぁまぁ頑張ってやったかな。とも思います。
レーシングチームに所属しての活動とか、レースの資金をつくるためのアルバイトなんて、何をやったか全て覚えていないほど色々やったし、人生の師と言える人と知り合えたりもしたし…
そうそう、学生の頃から人間関係には恵まれていた気がします。
やはり積極的に外へ、前へ、という姿勢が大事だったのだろうな、と思うのです。
出来の悪い学生でしたが、お陰で色々学べたし、そこそこ良い思いができました。
もちろん間抜けな失敗も沢山しましたが、そこからの学びも大きかった。
勉強ができるようになったって意味ではありませんよ。
このブログの内容は、まるでお勉強を否定しているように見えるかもしれませんが、知識は重要で、勉強自体は決して否定はしません。
ただ、何のために何をどのように学ぶのか?そもそも学びって何だ?というのは本質的に重要で、授業での知識習得が全てではないのは確かなのです。
その辺って、考えても答えが出るようなものではないので…とはいえ、多少は考える必要はありますが、やりながら考えるとか、悩むくらいならとにかくやってみるとか、そういう姿勢が将来の仕事に必要なものを楽しみながら学ぶポイントかな、なんて思うのです。