プレーンズ・オブ・フェイム航空博物館 その3

軍用機ばかりではなく、他にも色々あるのですけどね。
でもやはり軍用機が圧倒的に多いです。

これはSR-71ブラックバードのコックピット…のモックアップ。
側面のマーキングなどはかなりしっかりしているので、訓練などに使ったのかな?

屋外展示はキッチリ並べられてる機体があったり、少々乱雑に置かれたものがあったり、本物だったりモックアップだったり様々です。
シャーマン戦車もありました。

B-29をベースに改良された機体、B-50スーパーフォートレスの胴体。
一見ただの廃棄された胴体のようですが、コイツはちょっと違います。
空中給油をしながら世界初の無着陸地球一周飛行に成功した実機です。今後、レストアするそうです。
こうしてプレーンズ・オブ・フェイムのコレクションは増えていくのですね。

こちらは双発の胴体が3つの戦闘機、P-38専用のハンガー。ニューギニアで活躍した第475戦闘航空軍の資料が収められています。

ここはレストア用のハンガー。
外でP-40ウォーホークに給油中。フォークリフトで上方に持ち上げている白い容器から給油してます。
本来は地上にあるタンクからポンプで入れるのでしょうけど、この方が手っ取り早いですね。

ハンガー内はこんな感じ。色んな機体が同時にレストアされています。
さきほど給油していたスタッフが、部品の作り方から材質まで色々教えてくれました。

他にも色々。爆撃機なんかも展示してあります。

以前紹介した、トム・クルーズ所有のP-51。

さて、こちらは…

機体展示の傍ら、多くの模型飛行機がディスプレイされていたりするのですが、それらはこの部屋で作っているようです。
内部は見学できませんでしたが、部屋の前のケースにはタミヤの箱が…
やはりタミヤ製はレベルが違うのでしょうね。

一通り見学して、ショップに行くと…

エンジンの部品が売ってます。
ロールスロイスの爆撃機用エンジンのコネクティングロッド65ドルと、シャーマン戦車のシリンダーとシリンダーヘッド。
売っちゃうの!?
まぁ、レストア時に不要と判断したらゴミですからね。

排気バルブは40ドル。

スパークプラグはチャンピオン製なのね。9ドル95セント。
中身は…?

うーん、やはり自動車用とはちょっと違うんだなぁ。
ロータリーエンジンのヤツに電極が似てるなぁ。

って、なんで手元に!?

衝動買いです。

とても全ては紹介しきれませんでしたが、ザックリと紹介させてもらいました。
ビルに収まった博物館と違い臨場感もあるし、スタッフもフレンドリーで色々話ができたりするのがここの良いところです。