アイデアの出し方・考え方 5

これはもう
ものを作るときに限らないと思うのですが…

「こうしたい」
ではなく

「こうなっちゃう」
と考えていたなら

恐らくそれは
思考停止しています。

そもそもアイデアを出す考え方になっていません。

時間が無いとか
気が乗らないとか
そういうときは

消去法で
もう、こうするしかない
というのもアリなのですが
それは最後の手段でしょう。

「こうしたい」
は自発的で積極的

「こうなっちゃう」
は受け身

と、そんなことを考えていると

やはり
気持ちの問題とか心の問題
ってのは大事なんだよなぁ
と思うのです。

ディーゼルの話

先日、車屋さんにオイル交換をお願いしました。

昔は自分で換えてたのですが
最近はすっかり車屋さんにお任せです。

ハイラックスのエンジンはディーゼルターボです。
調子良いので、あまり細かいことはあまり気にしていないのですが、興味本位で、どんなオイルを使ったのかなー?
と伝票を見ると…
「DL-1」
とだけあります。

どうもこれ、DPF(Diesel particulate filter:ディーゼル排気の黒煙粒子を捕まえるフィルター)を装備しているクルマ用のオイルの規格なんですね。

この規格のオイルを使わないと、DPFの目詰まりが早くなるとのこと。

DLは、ディーゼル・ライトで、小型のディーゼル車用ですね。
対して、DH(ディーゼル・ヘビー)ってものあって、これは大型用。

環境対策が施されたディーゼルって大変なんですねぇ。
オイルまで専用の規格になっちゃうのです。

ちなみに、煤(HC:ハイドロカーボンと言います)は、比較的燃焼温度が低いときに発生しやすいです。
DPFでキャッチしておいて、溜まったら燃焼させます。

ディーゼルの排気には、もう一つ問題があってNOxってヤツですね。窒素酸化物です。
こっちは燃焼温度が高いときに発生しやすい。
これに対しては、アドブルーと呼ばれる尿素水をマフラー内に噴射して、NOxを、無害な水と窒素に変えますす。

このアドブルーは、補充が必要ですが、満タンにすると1万キロくらい走れちゃうので、普段はあまり気にしません。
ただ、使い切っちゃった状態でエンジンを切ると、ある程度の量を補充しないとエンジン始動できなくなるので注意が必要です。

と、昔に比べて色々あって面倒なようですが、良くできていますよ。
パワーもあるし、車内にいれば静かだし、振動もあまりありません。

アイデアの出し方・考え方 4

良いアイデアを出すには
良い環境が必要でしょう。

まずは良く言われる
「安全」「安心」なら良いのか?
満たされていると良いのか?
という話をしてみましょうか。

たぶんそうではない。

安全で安心で満たされた状態なら
そもそもアイデアを出す必要は無いから。

ただしこれは
身体的にとか、物理的にとか
そういう話では無くて

心が…
ってことです。

良いアイデアを出すための良い環境は
安全で安心で満たされた環境では無くて
不足を感じている必要がある。

高い理想に対する
現状のギャップ

それがいわゆる
ハングリーな状態です。

求める気持ちが強くないと
大したものは思い付かないし
大したものは得られない

これ、学校の授業も同じで
本当に知りたい、興味があることは頭に入るけど
大して必要性を感じてないものは
頭に入りにくい。

テストのために暗記するなんてのは
テストが終われば必要では無くなるので
あっという間に忘れてしまう。

本当に必要だと思っていないものなんて
そんなものです。

なので
本当に得たいこと
どうしてもできるようになりたいこと
そういうものにチャレンジして

そこで
どうしてもやりたい!
という気持ちでアイデアを出す

そうしたくなる環境があると良いですね。

いやでも、これは本人のマインドの話でもあるかな。