アイデアの出し方・考え方

ものづくりはアイデア勝負な側面が強いわけで
どうしたら良いアイデアが出せるか
というのは、とても重要。

人によっても色々なアプローチがあるでしょうけど
戦略的な考え方はあるよなぁ
と思うので、その辺を語ってみましょう。

まず入り口というか
最初の一歩は…

一つのアイデアに固執しないことです。

というのも
一つのアイデアに固執すると
「やり方」は一つしか無いわけで

それはそもそも
良い戦略を選択することができないから。

戦略一つ
そのための技術一つ

この一本道が果たして良いのか
その答えは…

「良くない」
です。

なぜかというと
何かと比較して優れているわけではないから。

それを試してみてダメだったら
振り出しに戻る
になります。

結果的に
望む成果が得られるまで
長い時間が必要になります。

なので最初は
いかに沢山のアイデアを出せるか
これです。

できれば
全く違う傾向とか
全く違う原理とか
色んなのがあると良いですね。

ダメなアイデアも
見える形にすると良いですよ。

何がダメか分かるし
それをひっくり返したら
良いものになるかもしれない。

そういうのは頭の中では難しいので
どんどん見えるようにアウトプットしましょう。

そんな風に
沢山のアイデアを比較して
優れているものが
良いアイデア
です。

マズイやり方は
「良いアイデアが思い付くまで
頭の中から出さない」
です。

このやり方は、途方も無く時間がかかります。
大抵は時間切れになります。

頭の中でこねくり回せるアイデアの数は
たかがしれていますし
比較も難しいし
いつになっても抽象的なままで
具体化できません。

なのでポイントは
よーく考える
を頭の中でやらないで

どんどんアウトプットして
頭の外で考える
ってとところかな。