もっと色々知っていればとか、もっと色々できればとか思う事があったり、理想や望みがあったりするけど、なかなか簡単にはいきません。
若くて経験が少なければなおさらで、色々知らなかったり、できなかったり、間違えたりするのだけど、それも含めて必要な経験なのだろうな、なんてことを思うのです。
立場上、学生達には、自分が若いときにもっとこうしておけば良かったと思うことを伝えたりもするのですが、そこに価値を感じて実践してくれるとも限らないし、そもそも言われた事ができたらそれで良いのかって気もします。
というのも、若いなら若いなりに経験しておくべき事があるわけで、若いうちから他人の価値観に乗っかって、他人からもらった「人生のコツ」みたいなことを実践しながら失敗無く生きることが良い事とも思えないのです。そんなのは自分の人生じゃ無いでしょう。
失敗する事も含めて多くの事を経験して欲しい。
人には年齢相応に為すべきことがあるというか、生物として成長過程において相応のやるべきことがあるというか、なんかそういう気がするのです。
とはいえ、先人の経験を全く活かさずに、自身が遭遇する経験に対処するだけでいるってのもどうももったいない気もします。
だってそれじゃぁ、人類進歩しませんもの。
結局、人の生き方にこれといった答えなんか無いので、とにかく色々やってみて、オリジナルの自分の生き方を構成していくってのが良いのでしょうね。
きっとそれが最も満足感が高いやり方なのではないかな。
チャレンジャーにお勧めなのは「最初に高望みしろ」ってことです。
それによって分かる事、得られる事が沢山ありますから。
じゃぁ自分が年齢相応に満足がいく成長ができているかというと、決してそんな事は無いと思っていて、ずーっと不十分で不満足な感覚を引きずっている気がします。
きっと死ぬまでそんな感じなのかもしれません。