東京観光2日目

午前中は凸版印刷の博物館に行ったり、午後は池袋のサンシャインシティにある古代オリエント博物館に行ったり、久々の東京観光を2日にわたって楽しむことができました。
凸版印刷の博物館は、想像以上に内容が充実していて、全て見切れませんでした。惜しいことをしました!

都内って、思いのほか博物館なんかが沢山あったりするので、コロナ禍前は今回のように佐野先生と一緒に卒業生達と、たまに行ったりしていたのです。
公共の「いかにも」な博物館はもちろん、意外と企業の博物館が面白かったりするのですよね。

博物館って、当然ですが古いものばかりなのですが、その中から得られるヒントは沢山あるわけです。温故知新ってヤツですね。
今では用いられないテクニカルなものの中に発見があったり、考え方が参考になったり。
古ければ古いほど、その当時の価値観が参考になったりもしますしね。
夢工房の活動で海外遠征に行った際にも、可能な限り博物館に行くようにしています。

あと、都内には海外からの観光客が沢山いました。これはもう、以前の比ではありません。
コロナで来日を我慢していた人もいるでしょうし、今は相対的に日本の物価は激安だったりするので、そういうのもきっかけになっているのでしょう。
で、意外とマニアックなところにも来ていたりして、これはもうネット社会の恩恵なのでしょうね。
大いに我が国を楽しんで、良い思い出を持ち帰って欲しいものです。

久々の食事会

今日は佐野彰一先生と卒業生で久々の東京観光&食事会でした。
コロナ禍前はたまにやっていたのですけどね。

まずは浅草寺からスタートして…

水上バスで隅田川を下ったり、クロネコヤマトの博物館に行ったり…

最後は銀座でイタリアンのコース料理で締め。

私と卒業式1名は茅場町泊。
明日は池袋の古代オリエント博物館にでも行こうかな、と。
佐野先生も卒業生もお元気で何よりの1日でした。

心の慣性力

この春の夢工房は、コロナ禍の自粛からの本当の再スタートといった雰囲気です。
恐らく世の中もそんな感じなのではないかな。
と、トイレのハンドドライヤーの再稼働で感じる今日この頃。

世の中の色々な仕事もそういう方向に向かうでしょうけど、何がどのくらい変わっていくのかが気になるところでもあります。
これは心配と言うより、期待の方だったりするのですが。

とはいえ、この自粛モードからの変化になかなか対応できない…というか対応したくない人もいるでしょう。
特に疾患を抱えた方とか高齢者とか。
でも、周囲の高齢者で、そういう雰囲気を感じさせる人はあまりいなかったりするのですが。

とはいえ、コロナに対する警戒というのは、心配な人からしたら命の危機で、真剣・深刻だったわけで、一度そのような意識を持ったら慣性力が付いちゃうのではないかな、なんて思ったりもしていました。
そして、そういう意識が習慣化してしまうのではないかと思ったわけです。

新入生に関しては、その点は概ね杞憂だったようで、一安心というか、むしろ期待が持てるな、というのが今のところの感想です。

彼らは高校の3年間、ずっと我慢してきたと同時に、それは多くの「やらなくて済むこと」を生むわけです。
恐らく彼らは命を失う恐怖は感じていなかったでしょうけど、やらなくて済む楽さ加減を知ってしまったわけで、その辺がどうなっているのかな、というのが気になっていました。
でも、たぶん、大学入学という環境の変化で、一気にリセットできているものが多い印象でした。

夢工房の活動はチャレンジの連続であって、リスクを取ったりコントロールしたりしながら前進し続ける必要があるわけです。
これは、怠惰や恐怖のような、非常に強固な本能的なものを超越する必要があるのだろうなぁ、なんて思いました。
まぁ、その辺がこういう活動をやる本質でもあるのでしょうけど。

で、そういうのが習慣となってしまえば、社会に出た後も慣性力を効かせて頑張れる。
スタート時点のマインドレベルが違うので、受け身で仕事にヒーヒー言わされるのではなく、楽しめるようになるだろう、というのが夢工房で狙っているところの一つだったりします。