動いて掴んで変化する

基本的にというか、本能的にというか、人は変化を嫌う部分があったりするわけですが、それでは成長も望めないってのが困ったところ。
まぁ、変化しないで快適なところに留まっていれば楽ですからね。

「変われ!」と言われて外力で変化するのは無理だったりするわけで、やはり自ら望まないと…というわけなのですが、多くの場合は何かしらのきっかけがあったりするわけです。

自分の場合は何だったのだろう?と振り返ると、いくつもあるのですが、分かりやすいところではバイクとクルマですね。

そもそも幼少の頃は、別にバイクもクルマも好きなわけじゃなかったのだけど、ちっちゃいときに弟に付き合ってポケバイに乗って、何となく面白さを感じたのだけど、その後はあまり意識せず、16歳の時にバイクに乗ったら見事にはまってしまって、「別にクルマなんて乗らなくていいや」と思っていたのだけど、レースやるにはクルマを運転できないと不便なもんで、免許を取って乗ってみたらハマった、と。そんな調子なのですが、明らかに人生の転機となりました。

他にも色々あります。
音楽とか、本とか、風景とか、もちろん仕事とか…数え上げたらキリがない。

で、一度ハマってしまったら、うまく行かなかろうが、痛い思いをしようが、なかなか止められないもんだから、いつの間にかその対象に適合するように自分を変えていく…なんてことにもなっていると思います。

それで人生観が変わるとかいうことになっているのは間違いないですね。
そんな経験の数々が自身を構成しているということでもあるでしょうけど。

そういう経験をする時は、いずれも自分から動いて掴みに行くという共通点はありますね。
あまり考えていないので、「待つ」とか「探す」なんてのは、あまり思い当たりません。

なので、静止した状態で「自分探し」みたいな考え方、分からなくは無いですが、あまりピンとこないというか、そんなのうまく行くわけねぇだろ、と思っちゃったりするのです。