夢を叶えるのは不快だ

何を言ってんのやら?
というタイトルですが、こういうことです。

自分の成長とか、夢を叶えるとか、そういうのって端的に言うと「今の自分ではなくなる」ってことなわけですよね。
だって、今の自分のままでは、成長していることにはならないし、夢が叶った状態ではないから。

ということは、当然ながら今の自分からの変化が必要なわけですが、ここが厄介なところで、人は変化しない方が楽ちんなのですよね。つまり快適。
でも、複数の選択肢があるときに楽ちんな方を選ぶと、間違いなく成長や夢からは遠ざかるわけです。

その逆をやろうってのは、なかなか難しい話だったりするのかもしれません。
だって、快適な状態から脱する必要があって、大抵は何かしら不安や不快な感覚を伴うから。
でも、そうすれば間違いなく現状から離脱できます。

これ、超シンプルだけど、実行は難しいですよね。
「実際やってみて、うまくいかなかったらどうすんだよ」とか、「じゃぁ何をやったらいいのだ?」みたいなことになるでしょう。

「うまくいかない」というリスクを払うことを恐れる気持ちはわからなくないけど、じゃぁ、今がうまくいってる状態なんですか?それを維持するのがいいですか?と考えると、現状維持もリスクだと気付くかもしれません。
というか、現状維持こそが最も大きなリスクだとも思いますが。

「なにをやったらいいか」については、答えは簡単で、好きなことをやったら良いと思います。
まぁ、単に好きなことというか、自分がやるべきだと思ったことというか。
そういったことじゃないと、変化に伴う不安とか不快を乗り越えられないし、一所懸命できないのは当然で、最も成果が出せるはずだから。

と、そこまで分かったところで、これはちょっとなぁ、と思うのは、せっかく現状維持から一歩踏み出して、好きなことをやる入口に手がかかっているとき、中途半端なことをやってしまうこと。

それは時間の無駄になるし、その結果うまくいかなかったことによって、「やっぱり好きなことなんてやってもうまくいかないんだ」なんて思ってしまうかもしれないから。
まぁ、何もしないよりはマシかと思うけど。

というわけで、チャレンジの過程で、苦しいとか大変だとか辛いなんて思うことがあるだろうけど、それは間違ってはいないということ。
それを信じて乗り越えるのが成長で、そのためには好きなことをやるってのは、とても重要なのですよ。
というのが今回言いたかったことです。