良い子ってどうなの?

夢工房の活動では
いわゆる「良い子」が結構苦労します。
そんなお話し。

良い子ってどんな子?

言われた通りに行動する
特に、言いつけを守るとか
余計なことはしない
そんな感じですかね。

つまり外部からのコントロールに従う
ということで、その精度が高ければ優秀?

こんな風に文字にすると
「それはどうなのかなぁ」
と思うでしょうけど、恐らくそういう子は、家でも学校でも褒められます。

なんたって、学校では言われたことができると100点ですからね。
自発性とか創造性なんて評価対象ではありません。

問題は、そういう良い子が最も嫌うのがリスクだということなんですよ。

外部からのコントロールによって動く
という行動原理が、そもそもリスク回避ではないだろうかと思うわけで、それが習慣になっていると、本人ですらなぜ自分がそういう行動を取るのかが良く分からなくて、コンペティションなんかやっていると当然うまくいかない訳です。

だって、良い子の世界の物差しで勝とうと思ったら、そりゃぁもう大変な世界だと思うのですよ。
当たり前のことを凄いレベルでできなきゃいけないってことでしょう?
リスク取らずに真っ向勝負するなら、そうせざるを得ないですから。

そうなっちゃうと、気の毒というか何というか…
好きなことをやっているのに、うまくいかないどころか、やる前から負けるの確定ですもの。

私なんかは、余計なことばかりやって怒られてばかりいるバカな子でしたし、そもそも納得もいかないことに盲目的に従う従順さを持ち合わせていませんでしたし、皆がやっていない方法で何とか面白くならないか、なんてことばかり考えていましたから、良い子のプレッシャーみたいなものとは無縁の人間なわけです。

彼らの気持ちは理解できるけど、どうしたものやら。

でもまぁ、結局のところ、他人が何か言ってどうにかなるものでも無くて、自力で変わるしかないのですけどね。
自分の現状に気付けたのなら、それはラッキーなんだと思います。
あとはチャレンジすれば良いだけですから。

頑張れ!頑張れ!

「人生100年時代」なんて言いますが

もしそうだとすれば、折り返し地点をちょっと過ぎたくらいな訳で、まだまだこれから
…なんて思っているわけではありません。
というお話しです。

人生100年なら、与えられた時間が長いから先人達より有意義な人生が送れる、なんてことは無いと思ってます。
満足のいっていない現状に加えて、いつ死んじゃうか分からないわけだし。

別に死にたいと思っているわけではないけど、いつまでも生きられるとも思っていません。

「まだまだ先は長いから、あとで何かやろう」
なんて思った瞬間に、きっとパッションが低下します。
基本的に怠け者なので、長く生きられると分かったら、きっと密度の高い充実した人生なんて送れないと思ってます。
夏休みの宿題状態になります。

時間が経って、心も体も衰えた時に何かやろうったって、そんなの無理なことは分かっています。
なので、今やらなければ終わりです。

そもそも長く生きること自体が、そんなに良いことだとも思えないのです。

人生40年だと思って、結果として大したことのない人生を送ってきて、まだまだやらなきゃいけないことが山ほどある気がしています。

今のこの調子で「人生100年だから」なんて、悠長なことを言っている場合ではないのです。

最大の問題は…

じゃぁ、どうすんだ!?
ということ。

悠長に考えてる場合じゃ無いんだって!
どうする?どうする!?

皆様におかれましては、健やかな人生をお送り下さいませ。

受け止めなければ前に進めない

言い訳をしたり、他のせいにしたり
そんなことをすれば、前に進まなくても済む。
でも、それは「自由」を手放すということ。

やらなくて済むことが自由ではない。

他のせいにするということは、自分のせいではないので
自分で決めなくて良い
つまり自分で決めることができないということだから。

言い訳や文句を言って「自分以外のせい」にしている限り大したことができない。

なので、腹を決めるのは大事。

「自分のせい」とか言っちゃうと、どうもネガティブな印象があるので、何か他の表現が無いものかとも思うけど。

自分でリスクを引き受けることもできずに、ものごとの達成はできない、自由は手に入らない。
逆に、腹を決めてリスクを取れば、必ず何かが手に入る。
それが何か?それはいつか?
そんなことは分からないけど、それを信じられないと難しくなる。

労力を払いたくない、リスクを取りたくない

それは効率の良い生き方を求めているのだろうけど
でも、それは非現実的ではないか?
ある意味夢の追求なのかもしれないけど、そんな都合の良い話はないので、ロジックが破綻している妄想の領域だと思う。

受け止めたり、受け入れたりってのは、勇気が要るもんです。