すぐやるヤツが最強

色々学生を見てきましたが
やはり、すぐやるヤツが最強ですね。

どんなに頭が良くたって
どんなに良い子だって
すぐやらないヤツは残念な結果に終わります。

やるヤツって、依存性が少ない。
だって、自分でやるんだから当然です。

すぐやるヤツの価値観は
失敗を恐れる心より
圧倒的に
欲しいものを求める心が強いのです。
「自分」が「やりたい」のです。

なので、やるかやらないか
という選択ではなく
どうやったらできるか
という思考が働く。

その違いは大きいです。

で、すぐやらないヤツは何してるかというと
「後でやろう」
って思うんですよ。大抵は。

日々色々起きる中で
「後でやろう」
が沢山発生して
それは未来に送られるのですが
いずれやらなきゃいけない時が来る。

そこで膨大な
「後でやろう」
に向き合うことになります。

しかも大抵は
凄く忙しくてどうにもならないときとか
何かが起きたときとか
最悪のタイミングにです。

で、いわゆる究極の選択
をせざるを得なくなります。
どれも選びたくないけど
どれかを選ばざるを得ない
そんなヤツです。

この「後でやろう」は
本人は「やらない」に分類しているつもりは無くて
むしろ「やる」の仲間だと思っているでしょうけど
結局はできなくなっちゃうはずなので
「やらない」や「できない」と同義です。

なんでこんなことを記事にしたかというと
もちろん自分の経験から大事だと思ったからです。

学生に限らず、色々と先送りにしてしまうのは良くある話ですが
好きなことを先送りにするのは救いようが無いです。
大抵は、とてもつまらないことになっちゃいますから。
とはいえ、仕方ないこともありますけどね。

そんなことを考えていると
好きなことをすぐにできる夢工房の連中は良いよなぁ
なんて思ったのです。

好きなことを躊躇無くすぐやると
もちろんうまくいかないこともあるでしょう。
でも、成長のスピードは凄いことになります。
恐らく本人は、そんなことを気にしている暇もないでしょうけどね。

想像力と創造力

存在しない未来のことを想像できるか?
世には存在するけど手元に無いものを想像できるか?
その違いは結構大きい。

前者は創造(クリエイション)に繋がるので
創造的な想像力とでも言ったらいいのか。
でも後者はそうではない。

これができるかできないかは
能力の問題なのか
時勢や世代の問題なのか

いずれにせよ
なぜ創造的な想像をしないのかというと
必要無いから
もしくは、そうしたくないか。
それに尽きるでしょう。

それを決めるのは自分です。
外部からは直接どうにもできない。

何かにチャレンジするとき
どうしたらいいか考えるのですが

その「考える」が
果たして創造なのか
それとも単なる創造なのか
その違いは大問題です。

チャレンジというのは
やったことがない未来について
思いを巡らせることなので
ありもしないことを脳内ででっち上げる
ようなことが必要です。
その、でっち上げた仮想のネタで
シミュレーションをする。
それが創造の根源でしょう。

対して、同じ「考える」でも
「正解探し」みたいな考え方をすると危険です。

だって、やったことがない未来について考えるのに
「正解」という過去の情報を探し始めたら出口はありません。

なので、いつになっても考え続けることになるでしょう。
結果として
時間切れで実際に「やる」経験を捨てざるを得ない。

果たして相手が「創造」しているのか
それとも「想像」してるのか
それを見分けられるのが
「人を見る目がある」
ということなのかもしれません。

すぐ考えてすぐやれ

学生達には良い仕事をして欲しい。

そのためにどうしたらいいのか?

一口に「良い仕事を」を言ったところで
そりゃ一体どんなことなんだ?
ってなもので
これを画一的にしちゃうのが
最も危険だと思うのです。

まず、もっとも重要なのが
自分で考えられる
ではないかな
と思うのですが
全く経験の無い初心者には難しい。

なので、ある程度は指導する必要があるのは仕方ない。
「これやれ」
って。

そこからボチボチ自分で考えられるようになって欲しいだのだけど
そこからどうなるかは自分次第なのですよね。

でも、周囲にもできることはあるわけで

それは、気付きを得るためのきっかけ作りだったり
チャレンジしたくなるような環境作りだったり
そういうことなのかな
と思っています。

そういうアプローチとかは色々あるのでしょうけど
外せない重要な姿勢があって
それは

考えすぎたら負けだ

ってことであって

数で勝負する
(経験の数で勝負する)

ってことじゃないかな
と思っているのです。

そういうやり方は若いうちに限るだろうけど
だからこそそこを重視して欲しい。

じっくり考えて正しい答えを…
なんて思う気持ちは分かるけど
大した経験も無いのに
アイデアが出たり、良否の判断ができたりはしません。

なので、そう思っちゃった瞬間に
「本当の失敗」
が確定します。

みんな「おりこうさん」になりたいので
そんな風に行動するヤツは山ほどいる。

その中で優位性を持てる自信があるなら
そういうやり方で勝負するのもアリだと思うけど
自分に不利な他人のやり方でやろうと思った瞬間に負け確定。

そうではないならどうするかを模索する必要があるので
そのためにも「数を打つ」必要がある。

問題は、自分のやり方は何だ?
というのが分からないこと。

それを作り上げていくための一つの方法としては
やはりいかに数を打てるか。

そのためにも、すぐにやるのはとても重要で
まずはそこからスタートでしょう。

失敗しないための考え・行動

成功するための考え・行動

これらは似て非なるものです。

分かっていても、いざやるとなると難しいのですけどね。