存在しない未来のことを想像できるか?
世には存在するけど手元に無いものを想像できるか?
その違いは結構大きい。
前者は創造(クリエイション)に繋がるので
創造的な想像力とでも言ったらいいのか。
でも後者はそうではない。
これができるかできないかは
能力の問題なのか
時勢や世代の問題なのか
いずれにせよ
なぜ創造的な想像をしないのかというと
必要無いから
もしくは、そうしたくないか。
それに尽きるでしょう。
それを決めるのは自分です。
外部からは直接どうにもできない。
何かにチャレンジするとき
どうしたらいいか考えるのですが
その「考える」が
果たして創造なのか
それとも単なる創造なのか
その違いは大問題です。
チャレンジというのは
やったことがない未来について
思いを巡らせることなので
ありもしないことを脳内ででっち上げる
ようなことが必要です。
その、でっち上げた仮想のネタで
シミュレーションをする。
それが創造の根源でしょう。
対して、同じ「考える」でも
「正解探し」みたいな考え方をすると危険です。
だって、やったことがない未来について考えるのに
「正解」という過去の情報を探し始めたら出口はありません。
なので、いつになっても考え続けることになるでしょう。
結果として
時間切れで実際に「やる」経験を捨てざるを得ない。
果たして相手が「創造」しているのか
それとも「想像」してるのか
それを見分けられるのが
「人を見る目がある」
ということなのかもしれません。