オンラインイベント2日目

昨日に引き続き
今日はコストイベントです。

昨日も麦わら帽子を被っていましたが、これはオーストラリアで有名なホームセンターチェーンのBUNNINGSの商品です。イベント前の「掴み」ですね。この帽子、真夏のオーストラリアに行ったときは重宝します。

このイベントでは
車両の製造コストそのもの
はもちろんのこと
コスト低減のための工夫
加えて大量生産車の場合の
一般的な部品製作のための知識や
コスト低減のための知識なども審査されます。

車両の製造コストとはいっても
図面ベースで
それぞれの部品の加工や
組み付けなど
かなり細かいとことまで見る
本格的な審査内容です。

ですので
事前に車両を構成する
すべての部品の図面や
それぞれの製作コスト
組み付け工程や
それに要する時間といった
詳細かつ膨大な資料を
大会事務局に送付してあります。
細かいところで言うと
一つ一つの部品の加工方法や
エンジンオイルの量や
注入に要する時間まで
コスト算出します。

ジャッジは
事前にそれらの資料の隅々まで
目を通していて
イベントの際に評価内容を伝え
質疑応答するといった内容です。
このへんでFormula SAEが
開発のプロを育成するための
イベントだということが
お分かりいただけるかと思います。

ただ作って速ければいいってものではないのです。
まぁ、それはそれで大変なんですけどね。

でも、ジャッジは大変だろうなぁ。
本業もあるのにボランティアで
そんな大変なことをやってるのだから。
毎回頭が下がる思いです。

ちなみに当チームはコストイベントにおいては表彰台の常連で
オーストラリア大会では何度か1位も獲得しています。

今回は昨日のデザインイベントの結果を踏まえて
オンラインでの対応方法に工夫をしたようです。
コミュニケーションもだいぶ良くなった気がします。

明日は最終日
プレゼンテーションイベントです。