成績って何だ?

いわゆる能力主義だと成績が気になるのだそうです。
そうでしょうなぁ。

そもそも、成績って何ですか?
数字ですね。
能力を数値にして可視化されたものです。

それは一体どういった能力ですか?
記憶力とか、計算する能力とか、いわゆる論理的思考力ですかね。

そういう能力があるのは結構なことです。

ですが、それのみってのはどうかと思うのです。
だって、論理的思考力の能力を数値で、となると、答えが合ってるか間違ってるかという話になるでしょう。
というか、それしかないわけですよ。

でも、そういった能力って、社会で仕事をする上で必要な能力のごく一部なわけで「それがあれば他は知らん」というより、「それだけあれば良いのだ」となっている現状はどうなんだ?と思います。

そんな単一の尺度や可能性のみに準じて努力しても、なんだか未来は先細りな感じがしちゃいませんか?

もちろん、そんな皆さんを受け入れる社会の側(会社と言った方が良いのかな?)も、そんな狭い価値観にとらわれて、似たような経験しか無い新人を採用して育成して行くのも限界があるでしょう。

社会に出て
成績とか学歴とかを言われたところで
「で、何ができんの?」
という話になってお終いなのですけどね。

本当は、色々な経験や価値観を持った人達が集まって、力を合わせて大きな何かをつくっていくような未来が良いと思うのですが、そういった不確定な、何が起きるか分からないのは不安でダメなんでしょうかねぇ。

だれか強力な指導者(支配者)が絶対的な答え(命令)を持っていて、それに従えば安心?
それもあるけど、まぁ楽なんでしょうな。
大事なところは指導者に判断を任せられるし
何かあっても、その指導者のせいにできるし。

でもそんなのつまんないんですよね。

なので、自由で面白いやり方を模索していきますよ。