仕事をする上で大事なこと ~頼まれた仕事は断らない

仕事をする上で大事なことは、それはもう色々あるでしょう。

そもそも仕事の目的は何なのだ?というのも重要なのですけど、今回は一つに絞っていってみましょう。

お師匠様の佐野先生のポリシーの一つに
「頼まれた仕事は断らない」
というのがあります。

これは見事に教え子達に引き継がれているようで、彼らもうまくいっています。
この解説をしてみますね。

仕事を頼まれる時、当然それは他人から頼まれるわけで、仕事の成果は依頼者のためです。

これ、当たり前で、実に基本的に重要なことです。
「仕事は他のため」です。
にもかかわらず、多くはそれを忘れていたりします。

そして、多くは「選り好み」をしたり、労力に見合った見返りがあるかとか、リスクの大きさとかを見積もって、自分が得をすることを考え始めます。

これ、ダメです。相手が得するのが徳ですから、自分が得をすることを考え始めたら「悪」の領域に突入していきます。
カントの哲学参照

頼まれた仕事を選り好みせずに受けると、何が起きるか?

断らないでやれば、パフォーマンスが向上します。
受けた仕事の内容がどうであれ、自力で面白くしていけば、主体性とか創造性が養われるし、これまたパフォーマンスが向上します。
何より断らずに受ければ、相手は喜ぶでしょう。

安請け合いして失敗したらどうすんだって?
ベストを尽くしてやってみて、ダメならそりゃぁしょうがないでしょう。
あと、選り好みして断ったら、その後のチャンスは来ないと思いましょう。

とまぁ、偉そうなことを書いてみました。
で、自分はどうなんだ?と言われると困っちゃうのですが、やはり理想が無いとね。
日々修行ですよ。