自分が学生の頃
学校ではどうだったんだっけなぁ?
なんてふと思ったのです。
色々あったけど、一言で言うなら
ジャングルで冒険しているみたいな感じだった
どういうことかというと
日々、何があるか分からない
色々やらかす子供だったので
先生に良く怒られてたかな
ってのはあるのですが
友人関係では
やはり強者、弱者がいるわけで
やったり、やられたり
今日はやってやったが
明日はやられるかもしれない
今考えると、しょうもない子供時代だったと思います。
先生からも殴られましたね。
それが普通だった。
そんな環境がどうだったか?
あれは果たして
良かったのか?
悪かったのか?
そんなの分かりません。
何と比べて
ってのもあるでしょうし。
家庭がしょうもなかったから
相対的に学校の印象は良かったのかなぁ
いや、良かったわけではないなぁ
ただ、そんなに不幸な感覚は持っていませんでしたね。
学校では。
結構、好き勝手やってた
というか
好き勝手やってた
と言うべきかな。
やりきった感は無かったけど
そこそこ満足いってたのかもしれない。
いや、どうだろう?
満足はしていなかったかな。
でも、しょうもないことに対しても
面白いことに対しても
そこそこ工夫はしていた…つもり
だったと思う。
今回言いたかったのは…
我々教員は
良かれと思って学生達に教えたり環境を整えたり
しているつもりだけど
それは果たして
彼らにとって良いことなのだろうか?
ということです。
いわゆる恵まれた教育環境で学ぶと
本当に将来は良い事になるのか?
それは大変疑問です。
望む知識・情報が容易に手に入る
余計な問題は起きない
障害に対しては即座に問題解決の手が差し伸べられる
設備は万全に整っている
などなど
可能な限り困難を排除する
そういうのって、一見理想的ですよね。
でも、それによって
彼らは何を得られのだろう。
色んな意味でね。
IT技術やら何やらが発展したお陰だったり
倫理観がどうたらこうたらで
今のようなレベルで困難が排除されたことは
恐らく今まで無かったはずで
そんな環境で人がどのように成長していくのか
なんてのは、誰も経験が無いわけです。
困難の中からしか得られないものはあるわけで
困難が無いから得られないものもあるわけで
環境を作る
と一口に言っても
こりゃ難しいよなぁ
と思ったのでした。