起床時 8時半で17度ほど。出発の9時では20度くらい。
これから赤道に向かって走るわけで、どんどん暑くなってくるはず。
今日は400kmほど先のデヴィルズ・マーブルズ(Devils Marbles)まで行くのですが、どうもこれは地名というより何やら名物的なものの呼び名のようです。それは着いてのお楽しみ。
昨日は頑張って600kmも走りましたが、それは、この先のロードハウスが営業しているかどうか不確定な場所があったりするので、そこをスキップするために距離を稼いだのです。
ロードハウスに泊まる場合、ネット予約ができるところもできないところもあります。できない場合は着いてみてから聞くしかなく、空きが無ければ次の宿泊先を探さなければなりません。ヘタすると数百キロ先の。まぁ、事前に電話して空きを確認すれば良かったりするのですが、どこでも電話が繋がるわけで無し、ネット予約できるところなら宿の情報も分かるし、行けるなら行っちゃおう、と。
それに加えて、ロードハウスが営業していなかった場合、燃料は大丈夫なのかという問題もあります。というわけで、念のため給油は刻んで行きます。
景色は相変わらず。
木があるか…
木が無いか…
190km走って最初に立ち寄ったのはティツリー(Ti Tree)のロードハウス。ここは給油と小休止のみ。
弟子はいじけてるのではありません。日本語を書いておくそうです。
続いて110km先のバロークリーク(Barrow Creek)のロードハウス。ここはアボリジニの方が経営していました。燃料代は、給油後にポンプのメーターの写真を撮ってレジで見せろと。1台以外のポンプは壊れまくり。
リッターあたり289.9セント。つまり2.90オーストラリアドル。300円近いですね。
ちなみに、オーストラリアの最小の硬貨は5セントです。現金の場合、支払額は1セント単位をラウンディングと言って5セント単位に四捨五入します。
クレジットカードの場合は、されていたりされていなかったり。良く分かりません。
ここでは給油をして、簡単な昼食とお約束のジンジャービア(アルコールではありません。ジンジャーエールの濃いヤツ)で水分補。
弟子が持っているのは、おしゃもじではなくトイレの鍵…のキーホルダー?
多くのロードハウスは、トイレだけ使われるのを嫌がるので、有料にして鍵がかかっているのです。もちろん我々は客なので無料です。
70km先には、弟子ご期待の宇宙人を売りにしたワイクリフウウェル(Wycliffe Well)のロードハウスがありましたが、閉鎖中でした。どうやら洪水で一時的に閉鎖した時に、施設を荒らされてしまった模様。ゴミが散乱してガラスはバリバリに破られてしまっています。
弟子ガッカリ。
仕方ないので外部を見学。ちょうど片付け作業の人が来ていましたが、果たして復旧するのでしょうか。
そこから程なくして着いたのは、今日の宿泊地、Devils Marbles Hotelです。
今日は、ちょっと早めの15時に宿に到着。気温は31度。
名前の由来は、この先19kmほど行った所にあるDevils Marblesという丸い巨岩群だそうです。明日、立ち寄る…かな。まぁ、スチュアート・ハイウェイから簡単に見られるなら立ち寄るかもしれません。
ここもまた砂漠の中のオアシスという感じ。なかなかワイルドな車が集まってます。
食事中の写真が黄色いのは照明のせいです。虫除けなのかもしれません。
内陸なのにフィッシュアンドチップスが大変美味しゅうございました。
今日の最後に弟子の撮った星空。
私のスマホでこんなの撮れるとは驚きです。さすがフォトグラファーの娘。天才ですな。
明日はまた長距離の走行で、600kmほど走ってラリマ(Larrimah)まで行きます。
このペースだと、予定より1日早くダーウィンに到着しそうです。