何が欲しいの? では、どうする?

欲しいものがあるのなら
手に入れるためには支払いが必要です。

自分の要求・欲求を満たしたいから払う
これは最低限必要なことです。

払わないけど手に入れたい
ってのはおかしいですものね。

商品を買うのであれば
お会計して、はいおしまい
なのですが

欲しいものは、商品に限らず
支払うのは、お金に限らず
お買い物じゃなければどうしましょう?
ってなわけなのですが。

将来的な目標とか
そのためのチャンスとか
それ以外でも
感情的なものであれば
幸福感とか
まぁ色々あるでしょう。

知識が欲しい
それも一般的なものとなれば
書籍やネットなどで得られるので
代金を支払えば何とかなる世界です。
でも、これらはそうはいきません。

なぜかというと
他人が関係してくるからです。

お金を払っても手に入るとは限らないし
むしろお金で手に入る程度のものだと
中身はたかがしれていたりします。
見えるものとか形あるものに限られることが多いから。

他人が関係してくる場合
自分が認められて受け入れてもらえないと
何も始まりません。

これ、いわゆる「頭が良い」とか「勉学の成績が良い」とか
そういうことだけではどうにもなりません。

そのためには必要なものは明確化しにくいと思います。
少なくとも、定量化、つまり数値化はできないでしょう。
それができるなら学校で教えてますから。

大事なことって色々あるのでしょうけど
一つは「チャンスを手渡してもらえる」ということでしょう。
「これ、やってみろよ」
って。

もしくは、やりたいことに対して
ゴーサインを出してもらえるとか。
これもチャンスをもらえるってことですが。

では、チャンスをもらえる人ってどんな人なのでしょうね?
期待できる人ですよね。

これまた色々あるとは思うのですが、一つは
貢献とか、リスクを取るとか
そんなことを交えながらチャレンジできる人
だと思います。

そういう姿勢で努力を先払いできる人
つまり、日頃からそういうポリシーで動いている人
ではないでしょうか。

この「先払い」というところがポイントで
まぁ、日頃からそうやっている
ということなのですが…

そんなの当たり前だと思うでしょう?

でも、意外と多くが
「チャンスが来たら自分だって…」
と思って出し惜しみしてたりしませんか?

商品が目の前に来たら払うよ
みたいな感じで。

でも、チャンスを手渡す方にしてみたら
何も無いところにチャンスを放る
なんてことはしたくないのですよ。

なので先払いが必要なのです。
とは言っても
我欲にまみれた先払いだと
そんなのはいずれバレるし
自身もすぐに限界がくるでしょう。

何と言ったら良いのかな
古い言葉だと「陰徳を積む」
というような感じになるかと思うのですが。

あとは
「コイツにやらせたら面白いことになるだろうな」
と思ってもらえるということかな。
期待値ですよね。

この「面白いことに…」というのは
その本人にとって、では無いですよ。当たり前ですが。

とまぁ、こんな感じで語ってみましたが
これは私が前職で、部下の面倒を見ながら思っていたことです。
まぁ、今も基本的には変わりませんが。
他にも色々とあると思うのですけど
パッと思い付くのはこんな感じです。

これ、分かってはいても難しいことかもしれません。

私は、いまだに難しいと思っていて
まだまだ納得がいくレベルになりません。
たぶん一生ならないと思いますが、それが人生ってものでしょう。