学ぶって何だ?

学校では、お勉強をしますが
学校で頭に入れた知識で仕事ができる
なんてことはまずありません。

それが仕事の役に立つ
というのはもちろんあるでしょう。

けど、それだけを使って仕事が成立する
なんてことはまず無いのですよね。

本来、学校でやるべきことは
学び方を身に着ける
なんて言うと分かりにくいかもしれませんが

分からない時にどうするか
できない時にどうするか
そんなことを体得することなんじゃないかと思うのです。

それこそがノウハウであって
教科書に載っていることより
むしろその情報を使う際に必要になることの方が
重要性が高いのではないか
なんて思ったりするのです。

例えばコミュニケーションとか
チームワークなどはそうですね。

そういうのって、定型的な知識で
何とかなるものではありません。

それに
自分にはできないこと、分からないことでも
チームで力を合わせて解決するとか
互いに異なる能力や労力を提供して
大きなことをやるとか
そんな大事なことは教科書には載っていません。
ひょっとしたら載っているのかもしれないけど
実践する機会はそうそうありませんね。

それにそもそも
暗記みたいな形で覚えた知識なんて
大抵はすぐ忘れちゃうんですよ。

それを実際に使えば話は別です。
その知識を使って
実際にものを作るとか。

そして、その対象が
一所懸命取り組めること
自分が好きなことだったりすると
なおさら忘れません。

でも、なんか
学ぶってのは
好きじゃないことでも我慢してやることだ
むしろ
好きじゃないことを我慢してやることだ
みたいな風潮になっているような気もします。

そんな気がしませんか?

仕事はどうですか?

もしそうなっているなら
自ずと限界は決まってくるでしょう。