何かにチャレンジすれば
何かしらの結果が出るわけですが
その時に
どんな影響を
どの範囲まで及ぼしたいのか
その辺がとても重要なのですね。
主にこれはゴールの設定段階の話です。
チャレンジの影響は
細かいところを見ちゃうと
色々あるのでしょうけど
つまるところ感情だと思うのです。
「安心」を得るのがゴールでも良いのでしょうけど
「喜び」とか「驚き」の方が
感情のレベルは高いですよね。
予想通りだったり、計画通りだったりすれば
結果としては「安心」が得られる。
予想を超える結果であれば
「喜び」とか「驚き」になるでしょう。
仮に、「優勝」を狙って計画して
それを狙い通りに達成したら「安心」かというと
そういうわけではありませんけどね。
影響を及ぼす範囲というのは感情の話です。
どのくらいの範囲の人まで喜んで欲しいの?
といった話しで
自分だけ
家族まで
友達まで
所属する組織まで
他人まで
といった感じで
様々な範囲が考えられます。
もちろん、チャレンジのレベルが高くて
成果が大きければ
感情のレベルは高く
影響する範囲も広くなるわけで
もちろん、そこで得られる経験も
チャレンジの大きさに伴って大きくなる。
そんなことは誰でも分かっていると思いますが
いざやるとなるとどうなるかというと
「まずは小さいところから」
となります。
気持ちは分かるし
多少は納得いきます。
でも、チャレンジするための
リソースが限られていたらどうしますか?
分かりやすいところで言うと時間ですね。
レーシングカーのFormula SAEをやろうが
惑星探査機のCanSatをやろうが
燃費競技のエコランをやろうが
大きな大会は年に1回なので
在学中には4回のチャンスしかありません。
その状態で
「まずは小さいところから」
なんて悠長なことをやっている場合ではないでしょう。
ヘタすると
一生のうちの4回かもしれませんし
このコロナ禍で、軒並み大会が中止になった世代は
一生に一度のチャンスかもしれないのです。
それに
タフなチャレンジでも
諦めなければ結構うまく行くものです。
加えて言うなら
他に影響を及ぼす大きなチャレンジは簡単には諦められない。
デカイ事言っちゃったら、やるしかないですから。
やるからにはベストを尽くすべきで
もちろんゴール達成を目指すべきです。
だからこそ、そこから得られるものは大きいのです。
自分の利益のためとか
「まずは小さいところから」とか
そんなことを考えていると
自分の労力を最小化して
結局は小さいチャレンジになって
価値が最小化しちゃうのですが
そんなのをどれくらい繰り返しても
大きなチャレンジにはなっていかないどころか
チャンスは消滅してしまいます。
でも結局、こういうのって
パッションとか勇気とか
そういうことなんだよなぁ
というところが結論だったりするのですが
で、どうするの?
ってことになっちゃうのですよね。
そんなことを日々グルグル考えてるんですよ。