2:8の法則

2:8の法則
とか
2:6:2の法則
とかってありますね。

アリさんがいたら
2割は働いてるけど
8割はサボってるとかってヤツです。

2:6:2の法則を
組織に当てはめるなら

2割は言われなくてもやる
6割は言われればやる
残る2割は言われてもやらない

って感じですね。

面白いのはアリさんの実験で
良く働くアリを10匹集めても同じ割合に分かれて
人の実験でも同じ結果になるんだそうです。
有名な話ですね。

さらに
この言われなくてもやるイケてるメンバー
言われてもやらないイケてないメンバー
これらがたまに入れ替わることがあるんです。

これは私の手元の学生を見ていて思いました。
別に実験したわけじゃないですよ(笑)

まぁ、そんなこんなで
今現在
イケてる学生も油断すんなよ!!
イケてない学生も諦めんなよ!!
ってことが言ってみたかったのでした。

元気があれば何でもできる!

夢工房で活動している
TDU Space Project

今日は毎年恒例の
種子島ロケットコンテスト
に参加しました。

とは言っても
このご時世なのでオンラインです。

Zoomを使っての大会だったのですが
主催者の頑張りで
なかなか良い大会になっていたと思います。

私もZoomで観戦していました。

通常であれば
種子島にあるJAXAの宇宙センターで
ロケットを打ち上げたり
模擬惑星探査機を走行させたりする
コンペティションとなるですが
オンラインでは
機体の特徴などを説明するプレゼンテーションで
その内容を競います。

我がチームは
1年生2名の構成。
彼らはほとんど経験が無いので
なかなか厳しい大会になったと思います。

今回も事前に「あーしろこーしろ」は言わなかったのですが
大会直前に見せてくれたプレゼンの発表内容が不十分だったので
最低限の指摘をしました。

そうしたら
あまり経験が無い中で
かなりの頑張りを見せて
1年生にしては
まぁまぁの状態に仕上げてきましたね。
よくやった!

とはいえ
彼らの発表を見て
色々気付きを得ることができました。

これは当たり前の話なんですが
やはり自信が無いと元気にいけない
ってのがありますよね。

まぁ当たり前かもしれません。

が!
自信が無くても
明るく元気にいっても良いと思うんですよ。

だってその方が印象が良いでしょう?
でも多くはそうはしませんよね。

何も、できもしないことを
できるって言えとか
そういうことじゃないんです。

話を聞いている相手だって
相手が明るくて元気な方が
話をしやすいですよね。
単純にそういう話です。

いえ、これね
ウチのメンバーが大会でダメだったという話ではなく
あくまで一般論です。
私も学生の頃はそうだったと思います。

完璧じゃないと
元気に自信持って行動しちゃダメ!
みたいに勝手に思い込んでるってのありませんか?

いやいや、そんなのおかしいでしょう。

仮に
似たようなパフォーマンスを持つ
複数人の若者がいて
元気が良いヤツ
元気がないヤツ
それぞれがいたら
やっぱり元気が良いヤツとお話ししたいですよね。

誰にチャンスをあげる?
っていう話になったら
明るいヤツにチャンスをあげるでしょう?

こういうのって
本人たちと話すと
「そりゃそうですよね」
という話になるので
みんな理解はできるんです。

でも、そんな当たり前のことを
考えて実行して試す
そしてその評価を得る
そんな機会が十分に無かったんじゃないかな。

だとしたら
我が夢工房でなんとかせねばならんです。

みんな良いもの持ってるんだから
それだけでパフォーマンスが違ってくるはず。

アントニオ猪木先生も仰ってるじゃないですか

「元気があれば何でもできる!」

アレ、基本中の基本ですよね。

人は変えられない 2

失敗を避けるべく慎重に
時間を掛けてよく考えるんだ!

まぁありがちです。

でも
そのおかげでトライの数が減ってしまうと
成長が遅くなります。

概して
いわゆる真面目なタイプだとそうなりやすいかな。
失敗はしたくない。
分かります。

でも、そういうやり方で成長するタイプもいますけどね。

あなたはそういうタイプですか?
私は違いました。

なので、そういうやり方で勝負するのは
早々に諦めました。
なので
失敗を避けるように
よく考える人間には変われなかった
ということです。

なぜ?

それは
そういうやり方に同意できなかったから。

あとよくあるケース
言われないとできない
です。
他動的でリアクション中心
これは見ていても苦しくなります。
本人だって
そんなんじゃダメだ
って分かっていたりするんですよね。

でも反面
他からの働きかけを期待している部分があって
それがなかなか抜けない。
まぁ、その方が楽ですからね。

もし失敗しても
自分のせいではない
ということにできるし。

とまぁ
こんなふうに
元から持っている
考え方ややり方があります。

このやり方を変えるには
自分が変化をするしかない。

しかし
こういうのはほとんど潜在意識での行動です。
だからこそ難しい。
だって意識してないのですから。

大学在学中に
ジタバタして
何とか新しいスタイルを構築する者もいれば

うまくいかないまま卒業する者もいます。

いずれにせよ
そういった経験をして
プロセスと結果を理解して社会に出て
それを活かせれば
それはそれで大きな収穫だと思っています。

なので、そういった学生にアドバイスはしますが
強制的な方向転換は迫りません。
もっとも
そんなことをしようとしたところで変わりません。

というわけで
学生に「これをできるようになれ!」ったって
やるかやらないかは学生の心によるわけだから
そのへんが変わらない限りどうにもこうにもなわけですよ。

でも学校には武器があります。
「単位やらねえぞ」
です。
いやらしいですね。

なので、学生は仕方なくやる。
単位を落として留年したくないという
恐怖から逃れるために。

当然ですが
この「仕方なくやる」ってのは
嫌なことを
やりたくないのに
やってる
という状態なわけですよ。

この時点で学生のゴールは
進級とか卒業になっています。

人だって生きものなのだから
目の前の恐怖にフォーカスするのは当然です。

それに
やりたくないことをやって
それが後に有効活用できるか
というと
やらないよりはマシくらいのもんで
大抵は忘れちゃう。
だってやりたくなかった嫌なことなんだから
できることなら忘れたいわけですよ。

勉強できるようにならないと
留年してしまう
とか
就職できなくなってしまう
とか
ネガティブな心で成果を出す方向ではなく

学生自身がポジティブな心で
どうしても掴みたいと思えるゴールをセットして
前に進めるように工夫する必要があると思います。

それができれば自身で変われます。

最終的には
「単位取れた。ホッ」
じゃなく
「できた!すげぇ!」
が良いですね。