端的に言ってしまうと、必要なのは失敗です。
…と言うとインパクトがありますが、正しくは、失敗とそれを乗り越える経験であり、その上流にあるチャレンジです。
で、それはチャレンジをしたいと望む気持ちが原動力なのですが、一般的にその気持ちは深層心理に組み込まれています。
つまり、習慣としてチャレンジしているようなものです。
そう、チャレンジャーは、チャレンジする内容については考えるのですが、チャレンジするか否かは、ほとんど習慣というか癖というか、あまり考えていません。
これはつまり、自分はどうするべきかというか、どうしたいかがすでに決まっていて、そのための行動であれば迷いが無いということです。
ただ、この場合の「決まっている」は、具体的な職種とかそういうことが明確化されているとは限らず、もっと曖昧なビジョンというか、「こんな風にやっていきたい」のようなことが習慣化されているというか、性(さが)とでも言うようなレベルです。
その迷いの無さから来るスピードが彼らの武器だったりします。
それによってチャンスを引き寄せて、すぐにトライして、結果をフィードバックして…
そんな風にして、みるみる経験知を増大させて自信を付けていきます。
対して、言われたことを最低限でやるといった習慣を身に付けてしまった者が、チャレンジャーとしてやっていくためには、知識や学力ではどうにもならないことが多いです。
だって、そういう問題じゃないから。
では、どうにもならないのか?
もちろん、どうにもならないこともあります。
この場合、どのくらい自身の変化を望むのか、ということなので、その「望み」のプライオリティがカギです。
言われたことをやりたい
に対して
思った通りにやりたい
が、どれだけ優先されているか。
あと、これは深層心理による習慣の問題でもあるので、やはり環境がカギですね。
人は環境に合わせて成長しますから。
その環境を選ぶ・そこで継続するのも決定的に重要でしょう。
というわけで、そういったチャレンジャーを生み出し続けるところに夢工房のあるべき姿があります。
もちろん完璧なやり方なんてのは無いので、試行錯誤は続くわけで、夢工房自体がチャレンジでもあるのです。