早くやったら良いことあるよ

早くやっても良いこと無い?

学校ではそうなりがちじゃないですか?
例えば、宿題を早くやっても
別に良いことが起きるわけではない。
締切に間に合えば良い。

でしょう?

まぁ、かつて自分がそうだったのですけどね。

学校では…
効率よくやること
少ない弾数を撃って
命中率が高ければ良い

ではないと思うのです。

そんなことやっていたら
撃つタイミングも
「労力最小の遅いタイミングが良い」
ってことになっちゃって

「できるだけ余計なことをしないで
要求された最低限のレベルを満たす」
そんなことになっちゃうでしょう。

それ、経験豊富なプロのやり方です。
プロは良いものを早くリリースした方が勝ちですから
そういったやり方をする必要があります。

なぜそういったやり方ができるかというと
豊富な経験を持っているからです。

なので、学生のうちは
いかに多くの経験を積むかが大事。

「知る」(特に文字にできるようなこと)というのは
本来は経験による結果の一部分に過ぎなくて

「知っている」からといって
「できる」わけではありません。
特に、ものづくりは。

さらに言うなら
うまくいくためのこと
うまくいかないであろうこと
それらの両方を知っていると良いと思います。

なので、無駄な失敗というのはありません。

というわけで
成長過程では経験の数が大事なので
効率とか何とか言う前に
いかに多くの弾数を撃てるかが大事になるのです。

とまぁ、これは
エキスパートに囲まれた職場で
経験が無く劣った自分が、いかにまともな成果を出せるか
と考えた末に、やってみたことでもあるのですけどね。

どうせ経験の無い自分が一所懸命考えたって
最初からはうまくいかないのだから
早めにやって、何がダメなのか分かれば
そこから変えていけば良いじゃん!
それなら何とかなりそうじゃん!

という経験に基づいたやり方です。
お陰で面白く仕事できました。

優秀な人は、そうはやらんかもしれないけど。
ダメかもしれない恥ずかしい成果を出す
なんてできないでしょうから。

優秀じゃなくて良かった(笑)

積極的ならうまくいく

積極的と消極的

うまくいくのは積極的。
それは当然。

うまくいくようにすれば
うまくいくのだ。

うまくいかないようにすれば
うまくいかないのは当然だ。

でも、なぜか積極的に動く人は少なかったりします。
それはなぜ?

たぶん、やらされ過ぎてウンザリするから。

でも、やらせる方は
相手のことを思って
というのが動機だったりするのが皮肉です。

ま、本当に相手のためになっているのか
ってのは疑問ではあって

実は、そうすることによって
自分の感情を満足させている
というのもよくある話なんですけどね。

やらされ過ぎてウンザリすると
自分から動く…つまり積極的に動く事自体が嫌になったりします。
「言われたことをやってりゃいいんでしょ」
ってなもんです。

それとは違って
言われたこと以外に積極的になるひねくれ者もいます。
ワタクシは、そういうタイプでございます。

うまくいくには
積極的にやることが必要なのですが
もちろん積極的にやっても
うまくいかないことも発生します。

対して
消極的にやると、その結果は想像しやすいのではないか
それも消極的になる理由なのでは?
なんて思ったのです。

もちろん、消極的な行動によって
うまくいくことは無いわけですが
それこそが予測通りでしょう。

「余計なことはしたくないなぁ」
と思って行動しなければ
その結果は想像がつきやすいし

言われたことをやるのであれば
そこには余計な行動は含まれないので
それこそ効率的と言えるでしょう。
うまくはいかないけど。

「別に何か良いことが起きるなんて期待してないよ」
ということなら
それによって良いことが起きなくても
「まぁ、そんなもんだろ」
と想像の通りの結果が得られるわけだし。

意外とそれ、安心に繋がっているのではないか?
という変な勘ぐりをしてるんですが
どうなんでしょう?

だとしたら、そこから脱出するのは難しいだろうなぁ
なんて思ったのです。
安心感は強力な慣性力になりますから
それが「変な安心」だとしても
習慣化すると、そこから変化は難しいでしょうね。

積極的にやることでしか良い結果は得られない
というのは当然なのだけど
意外と皆がそうするわけじゃないし

それ以前に
自発的に何かをやって
面白くなるとか、うまくいくとか
そういう経験自体が圧倒的に少ないことが原因なのかもしれない

積極的に余計なことをやりまくって
その結果を洗練させて
最終的に、うまくいく領域に達するのが理想だと思っているのですが

限られた時間内で回数を稼ぐには
やはりスピードが重要です。

というのが今回言いたいことなのでした。

想像がつかない未来に対応するためには

世の中色んな人が必要です。
でも、夢工房での人材育成は、開発者に特化しています。
もちろん、他のジャンルでも良いのですけど
何かに特化した方が強みを作りやすいので
そういう方向でやっています。

さて、開発者とはいえども
業務上のオーダーに従って仕事をするわけで
なんでも勝手にできるわけではありません。

とはいえ、世に無い製品を作ったりするのが仕事なわけで
人に言われたことをやれば良い
という仕事ではないわけです。

そこで必要になるのは何か?

創造性とかパッションとか
このブログで何度も行ってきたことの他にも
色々あるとは思います。

何にせよ、成長していくためには
困難とか限界にぶつかって乗り越えていく力(学力ではありません)
が必要です。

ですが!

これ、今や学校や職場で得られるものではなくなりつつあるのではないか
そして、それはこれから加速していくかもしれない
と予想しています。

理由は簡単で
キツいことできない、長時間できない
という環境では、限界を延ばすなんて到底無理だから。

「決められたことをやれば良い」というやり方で対応できるはずは無い。
まして、「最低限やれば良い」なんてなおさら。

というか
「決められたことをやれば良い」という環境だと
「最低限にしたい」って思っちゃうものですけどね。

授業なんかだと
「決められたことだけをやらなければならない」
ですから言うまでもない。

で、これをひっくり返す方法はただ一つ。

自分で決めて最大限やる

もちろん他にもあるのかもしれないけど
夢工房でやるべきなのはこれだ。
超シンプル。