エコラン全国大会 決勝

今日は決勝日でした。

大学生クラスは、リッターあたり536.064kmで14位
二輪車クラスは、リッタあたり167.559kmで12位
昨日とほとんど変わらない記録と順位でした。
チームの歴史からいうと
いたって凡庸で
全く面白みのない結果です。
結果の数字だけ見ていたら、これは本当に辛い。

とはいえ収穫は大きくて
1年生達が、これをきっかけに本気になりつつあることです。
これは本当に良かった。
コロナ禍からの再起動がうまくいっています。

現地で色々見て
色々な出会いがあって
理想の明確化と、現状の立ち位置の確認ができて
理想と現実のギャップの明確化ができたってことですね。
本気で夢を追いかける準備ができつつあります。

本気でやれ!
って他人に言われたところで
そうそう本気になれるものではないし
そんなもの言われてやったところでたかが知れていますから。
本人達が本気になったというのは大変意味があります。

調子の「波」で言ったら
今はかなり底の方でキツイ状態ですが
ここでどう踏ん張って継続していくか
そこが運命の分水嶺。

こういうのって、やはり教室じゃ無理なんだろうなぁ
と、改めて思いました。
明日からも頑張ろう!

エコラン全国大会 練習走行日

今日はツインリンクもてぎ改め
モビリティリゾートもてぎにて
エコランの全国大会の練習走行日でした。
地方大会は規模を縮小して実施されたりしていましたが
全国大会は実に3年ぶりです。

練習走行では、明日の決勝を前に、決勝と同じ距離を走って燃費を計測してもらえます。

夢工房からは自動車部が
手作りの50ccのマシンで大学生クラスとスーパーカブで二輪車クラスの2台で参戦です。
例年であれば、手作りのマシンは上級生チームと下級生チームの2台で行くのですが、今回は下級生チームの1台のみです。

結果は、大学生クラスがリッターあたり551.512kmで14位
二輪車クラスがリッターあたり145.713kmでしたが、0.003秒のタイムオーバー

ちょっと冴えない結果ですが、今回はほとんどが未経験者での参加ということを考えれば上出来…と言いたいところですが、それはライバル達も同様なのですよね。

やはりコロナ禍で上手くノウハウを継承できたチームが強いようです。

当チームのメンバーは、夜を徹して改善作業をするようなので、明日の結果に期待してください。

自動車部は夢工房で活動を開始して20年以上経ちます。
久々の全国大会では、懐かしい顔ぶれに出会えて良かったです。色々情報も得られましたし。
あと、卒業生達が就職先の企業からチラホラ参戦しているのも嬉しかったですね。

さてさて、明日のマシン、仕上がりはどうなるでしょうか。

乞うご期待!

それはそうと、今日は久々にオーバルトラックを歩いてみました。
大会はこのオーバルトラックで行われるので、走行前のコースウォークで。

ここではかつてアメリカのインディカーが走っていたことで有名ですが、東日本大震災を境にレースが行われなくなったのです。

理由はコレ

巨大な亀裂です。 
しかもそこらじゅうにあります。

こんなのができちゃうと、時速400キロ近くで走行するインディカーはレース不可能なのです。
コースの改修は無理だったのですね。

アメリカ遠征を終えて

時差ボケでボケボケです。
この感覚も3年ぶりなんだなぁ。

さて、現地で12日間を過ごして思うのは、まだまだ未熟で不十分だなぁということです。
もちろん自分が、です。

もちろん、行くたびに発見があったり、新しくできるようになったこと、分かったことがあるのですが、自分の満足いかない点も明確化されるのです。
もちろんそれは、異国の地を踏んで思うことがあったり、国内での課題が明確化されたり色々ですが。

今や「家に居ながらにして」というネット社会の特徴が発揮されて、海外事情なんかもわざわざ現地に足を運ぶことなく得られたりもするでしょう。
でも、やはりリアルな体験でしか分からないことは多いわけで、そういう意味では頑張っている学生のお付き合いで海外に行けるというのは大変ありがたいことだと思っています。

では、学生たちを客観的に見るとどうかというと、これが実に興味深いのです。

海外遠征は正直なところ、実にキツイと思います。
言葉の問題や環境の違いはもちろんですが、自分が取り組むことだって、現地ならではのトラブルが起きるし、その解決だって大変です。
しかも逃げ場がない。

この環境、人の成長にとっては凄まじく効いてきます。
たかだか十数日で学生は変わります。
もちろん夢工房で頑張っている時だって、普通の学生から比べれば成長の度合いは各段に違うと思うのですが、その比ではないと思います。

コロナ禍によって、ただでさえ減っていた学生の留学とか遠征の機会はとどめを刺された…ということになったら、将来的にはちょっと困ったことになる気がしてなりません。もちろん我が国の将来が、です。

金カネいうのであれば行かないほうがいいし、海外に行ったら少なからず思い通りにいかないことや失敗もあるでしょうから、心も傷つかなくて済むかもしれません。
ただ、そういうちょっと目には損失とかネガティブな経験に見えることが、どんなものと、どういうトレードオフになっているのかが大事なところです。

とはいえ、今どき大金払って大変な思いをしようなんてのは、そうそういないでしょうね。

そんなことを考えると、夢工房で頑張っている連中みたいな学生たちは、実に貴重な存在なんだなぁなんて思うのです。